改めて読むとものすごく気を遣ってるんだなぁ、迅さん……
最初はあんなに屑っぽかったのに、今や凪の気持ちを慮って、精神的に負担になる入力は彼に見えない形で自分で入力して。
それにしても何で指輪になったんだろう?やっぱり迅の気持ちが影響してるせいなのかな?首輪の時は「何とかつなぎ留めたい」って気持ちの表れだったみたいだし、今回は本当に凪を想う気持ちからできたものみたいだし。
そして若くして一人きりになった凪の気持ちまで考えるようになる迅さん、もう屑どころか優しい人になっちゃってる……!
恋は人を変えると言うけれど、死神も変えるものなのですね。(´∀`*)ウフフ
作者からの返信
わーいしらすさん、読み返しありがとうございます!
そういえば、あんなに屑っぽい言動を繰り返していた死神が、いつの間にやらピュアっピュア男子に……!
首輪はあんまり深く考えてなかったのですが、繋ぎ止めたい想いの表れ、というのはたしかにありそうです。そしてより深くなっていく想い……そろそろちゃんと自覚しないとなんですけれどもね。
恋を恋と自覚できていない死神と、自分で選んだつもりでもまだまだ踏み込めないチャラ青年のややこしい関係、引き続き見守っていただけましたらー!!
凪に隠し事が多い迅。
無事に生きていくために、他者の寿命が消費されている事を知られるわけにもいかなくて、飄々としてみせるところがまたいじらしい。
ここで指輪が出来上がった事に、迅の心境の変化なんかも影響しているのかなあ。想いが高ぶってるようなときに作ると指輪になっちゃうとかそういう…。意図して作ったりはできないみたいだし。
凪が指輪を嬉しがるというところもポイントですね。カッコイイという見た目だけじゃなく、やっぱ指輪って特別な感じがするから。
千秋ルートでも凪は指輪に何かを感じる事がすごく多いから、無くならない使い捨てじゃない指輪もいつかきちんと贈ってもらいたいものである。
作者からの返信
千秋は内心を隠しているだけですが、こうしてみると迅は秘密が多いですね……。最終的に凪もまた他者の命を糧にして生きている(生かされている)というのを迅が語るかどうか、最後まで見届けていただけましたら!
指輪はきっと迅の内心が影響していると思うのですが、その心の揺らぎがあの結果を招いた、と言うところもあるのかもしれません。千秋よりも遥かに不確定要素の多い状態で、それでも彼を選んだ凪。指輪を喜んでるのは、それが思い出にある両親のそれと似通っていたことと、そして迅から贈られたというのはあるのでしょうね……。
本物は意外と凪がちゃんとおねだりしないと用意はされないでしょうなあ(そういうとこだぞっ)
最高に愉快な鴨川千秋氏(33)をありがとうございました!!
迅さん、養父母の指輪については何も知らなかったでしょうに、出来上がったのが似た感じの指輪というのが面白いですよね。共にありたいと願い、幸福を願う祈りの形は、指輪という形状が一番しっくりくるものなのかも。
迅さん、明希さんを見守ってた頃の優しい死神に戻りつつある気がします^ ^(つまりやっぱり恋なんでしょうね)
作者からの返信
こちらもお読みいただきありがとうございます!
> 共にありたいと願い、幸福を願う祈りの形は、指輪という形状が一番しっくりくるものなのかも。
わああ、何だかとても素敵なお言葉で表現していただけて感動してしまいました。
そうですね、迅は自分の感情にあえて鈍感なところもあるのですが、本人の自覚より先に感情が形になって出てきてしまっているような感じですね。
守りたかった想いと、後悔といろんなものがまだ渦巻いていますが、少しずつ本来の彼らしさを取り戻していっている死神でした。