この時点では、だいぶふたりの気持ちに温度差があったんですね。
千秋さん今までもだいぶ尽くしてたのに、凪はまあまあ塩対応ですよねw
>それは、女の子にするみたいに触れられることへの違和感だとか、恋だの愛だのという浮ついた感覚ものというよりは、うまく言えないけれど、もっと根本的な怖さだった。
同性愛への違和感とか、怖さじゃないってことですよね。単純に、関係が変わることへの恐怖ってことなのかなあ。
『(*ノェノ)キャー!好きー!』とか言って楽しんでばかりだったので(それはそれで良しと思ってるけど)まだまだ理解できてないところがいっぱいだなー。
…とここまで書いて、ノベプラのコメントを見ると、同じようなことをまた書いているダメ読者なのであった(でも書いちゃったから残します)
作者からの返信
こちらも読み返しありがとうございます!
凪は塩っていうか、何でこの人こんなによくしてくれるのかなあみたいなところがあるのでした。千秋は凪を拾った時のことを覚えているけど、凪は覚えてないので(ある意味報われないw)
そうですね、ここで凪が感じてるのはまさにそんな感じだと思います。私も深く考えて書いているわけでもないので(コラ)キャーって叫んでもらえるの本当に嬉しいです!
お話は全部書きすぎてしまっても、読み手の方の解釈の余地をなくしてしまうなあ、というのをこれを書いていた頃に考えていて、「逃亡者」(共謀者もですが)は特に凪の一人称なこともあって、あえて語りすぎず、読み手の方に委ねる形にしたかったので、何が正しいかというよりは、tomoさんが感じたままを伝えてもらえるのもとっても嬉しいです。
なので全然ダメじゃないですよ〜。いつも本当に支えていただいてます!
一か月、あっという間に過ぎてるけれど、千秋にとってはやきもきする毎日だったんでしょうね。鉛筆を何本折っただろうかという。
送られてくるメッセージに返事をしてしまったら、我慢できなくなるからできなかったのだろうなともw
そしてメッセージがこなくなっても、そわそわスマホをチェックしてたりしてたんだろうなあって。
自分は会いたくて、傍にいたくてたまらないのに、凪のためを思うと会うに会えないし、それが迅の黒い輪のせいだと思うとそれもまた。凪を守るのは死神の黒い輪じゃなく自分でありたいって気持ちもありそう。
積もり積もった我慢の限界が、今日ついに爆発! 熟成された嫉妬心が満を持して凪を襲う!
ただちょっと暴力的。それだけもう我慢の限界突破というところなんでしょうが、凪が痛そうなのがちょっと可哀相。
二人共、本来は異性愛者だから、どうしても同性相手に抵抗を感じる心の壁が苦しいところ。
千秋はそのもどかしさも凪にぶつけるしかなかったというところですね。
作者からの返信
そうなんです、一ヶ月は凪にとってはわりとあっという間だったのですが、千秋はずっとじりじりしながら過ごしていたと思います。特に連絡が来ていた頃はまあちゃんとやってんな、くらいだったと思うのですが、来なくなってからはまあまあGPSもチェックしちゃってたと思います。あ、ちゃんと大学行ってんな、家帰ってるな、みたいな。そんな自分に自己嫌悪もあり。
半分はちゃんと無事に過ごしているかへの不安で、あと半分はもう認めるしか無い別の感情だという自覚が積もり積もって、ついに会いに来ちゃった! みたいな感じでした。
たぶん、凪が大学の同級生とにこにこ過ごしてたら、そのまま帰ったと思うんですよね。なんかすごく寂しそうにしているくせに、連絡もしないで、みたいなところで何かの箍が全力で外れたんだと思います。本来の性的嗜好とかもう諦める感じですね!
二人に心を寄せてくださってありがとうございます! クリスマスネタも頑張ります〜🎄
命にかかわるトラブルがなくなった代わりに起こる事象のなかで再配達を依頼してもすれ違う、というのが何かリアルで笑いを誘いますね。イライラが募りそうw
守ってくれる代償が隠されていそうな気もするのですが、外されるたびにハラハラしちゃいます。
作者からの返信
その程度ならまあ命に別状がないのでいいっちゃいいんですが、ストレスは溜まりそうですよねw
迅の作ったお守りは、それなりに効果はあるものの完全ではないのですが、まあ凪からすれば本当に外されるのは勘弁……! と思っていると思います。
我慢の限界の無精髭、いよいよクライマックスでしたー!