彼女よ、永遠に
「あ…あぁ…ごめん…なさ」
奴は最後にそう呟いて倒れた。もう2度と立ち上がることもないだろう。
だが、俺はそれでは気が済まなかった。彼女がまだ報われない。彼女と同じ苦しみを味わわせなければ…
俺はひたすら彼女のトランペットで殴った。何回も何回も。
俺は復讐を果たした。彼女のトランペットは壊れてしまったが、これで彼女も喜ぶだろう。やっと気持ちが楽になり、気分が晴れた。
と同時に深い悲しみと喪失感に駆られた。もうこの世に愛する彼女は居ないのだ。沈みながらも彼女の家へと行った。
彼女の遺体をしっかりと抱きしめてこう言った。
「復讐は果たした。天国でもお前を守る。だから少し待っていてくれ。」
彼女の死に華束を MrNobady @MrNobady
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます