第3話 知的でお洒落な、一風変わった世界紀行をあなたに
早くも2作目です。
青春小説とか、歴史物とか、そういうのも好きなんです。
でもね、私が一番好きなのは、「ほかの人には思いつかなそうなアイデア」と、「その世界観を自然に受け入れさせる技量」が揃っているお話。
これは、その二つの要素に、「テンポの良さ」「オシャレさ」が加わっていて。
もう、私からしたら、読むっきゃないよね!
というお話です。
・・ちょっと飛ばしすぎて、意味わかりませんね。すいやせん。
物語は、登場人物同士の会話から始まります。初めの舞台は海外なんですが、そのとちのくその土地の空気感とか、匂いまで漂ってきそうな筆力があります。
どうやらこれは、美しい少女と、ボルサリーノを被り、古びたコートをきたスーツの男が、「異本」を探す旅らしい。
「らしい」と書いたのは、この小説は、冒頭からあまり、物語の設定とか世界観とかに関する説明がないのです。
読めば読み進むほど、少しずつ、少しずつ、この二人が旅をする理由や、異本を探す理由が紐解かれていきます。
異本を探して、世界中を巡るのですが、各地の解説も素晴らしい。豊富な本に関する知識や、その土地のうんちくみたいなものが、嫌味なく散りばめられているところがまた素敵。
かなりの大作ですが、少しずつ読み進めています。
私の紹介文を読んで、「あらこれ趣味に合いそうだわ」と思われた方は、ぜひ、こちらのページから、作品の世界を覗き見て見てください!
箱庭物語
作者 晴羽照尊さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894663124
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