第36話 第36話


 土曜日は母と買い物、日曜日午前中は大樹と会い、午後は英語教室をハシゴ、その後は私の迎えを口実にした大樹と再び会って彼の車でホテルに向かう。


 そこで私は大樹の性欲を満たしてあげる…… いや そうじゃない! 何を言っているのだ! 大樹と愛を交わして、より一層 二人の愛を深めているのだ、少なくともわたしはそんなふうに思わないと。


 結婚という目標が共有できている今では、彼に対する不満はない。 たとえ何かあったところで、結婚へ繋がるプロセスだと思えば、なんてことはない。


 そんな土日が明けて 平日の午前中は出社かリモートでレポート作成、午後はショールーム活用のための参考情報の入手や異業種の視察。 

 こんな感じで、私なりの なんとなくの公私のリズムが廻せるようになった。


 職種柄 管理をガチガチにされているわけでないので、そこは気持ちは楽だけど、アウトプットに対する責任は全面的に私自身にあるし、そのプレッシャーは総務在籍時の比ではない。 

 だって、私は今 肩書は いちおう課長なんだから。


 そんな ある平日、夕奈とプロジェクト室で一緒になった。 その日はいつも同行している佐倉さんが役員さんと会議らしい。



(作成中)

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True Love suzu-me @UGUS

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