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2022年1月31日 20:12
客観的には鹿島さんの言う通りなのですが、当事者としての繊細になっている感情としては、発端となってしまった、巻き込んだ、自分にも落ち度があった、というほんのわずかな罪悪感すら棘となり刺さってくるというのが理解できます。それにしても深琴さんは自罰的すぎる気がしますが、この自立心の強さが彼女の良さでもあるので、なんとか折り合いをつけてほしいですね…
作者からの返信
とことん自分に厳しい深琴の性は、魅力であると同時に欠点でもあります。おそらく現在彼女の周囲にいる人々は、彼女のそんな在り方に惹かれてここにいるはずなので、近づくほどに想うほどにそんな彼女の厳しさが痛ましく感じられてしまう、という矛盾を抱えてしまいます。難儀な女ですね。だからこそ、鹿島夕姫のように常に客観的な視点から無感情に深琴に正論をぶつけられる相手が必要なんですね。
2022年1月19日 18:42
事件の解明の筋こそ鮮やかでしたが……被害のその後こそ深刻、ですね。読み進めるのが怖い、深琴さんの心が恐怖や自己嫌悪に襲われるのが痛い、という感覚もあります。けど、ここからが本作の核心だ……という気配も受け取っているので。心して、続きをお待ちしていますね。
深琴の抱える痛みに想いを寄せていただけて嬉しいです。今まで不自然なくらいに異性への警戒心のなかった深琴が、これをきっかけに男女の差を決定的に意識し始めます。おっしゃる通り、ここから相模と深琴という男女の物語が加速します。傷を抱えながらも進む彼らの姿を最後まで見届けていただけますように。
客観的には鹿島さんの言う通りなのですが、当事者としての繊細になっている感情としては、発端となってしまった、巻き込んだ、自分にも落ち度があった、というほんのわずかな罪悪感すら棘となり刺さってくるというのが理解できます。
それにしても深琴さんは自罰的すぎる気がしますが、この自立心の強さが彼女の良さでもあるので、なんとか折り合いをつけてほしいですね…
作者からの返信
とことん自分に厳しい深琴の性は、魅力であると同時に欠点でもあります。
おそらく現在彼女の周囲にいる人々は、彼女のそんな在り方に惹かれてここにいるはずなので、近づくほどに想うほどにそんな彼女の厳しさが痛ましく感じられてしまう、という矛盾を抱えてしまいます。難儀な女ですね。
だからこそ、鹿島夕姫のように常に客観的な視点から無感情に深琴に正論をぶつけられる相手が必要なんですね。