応援コメント

第12話 見つめてくれるなら⑤」への応援コメント

  • 柳先輩……最初の登場からここまで深い部分を見れるなんて想像もしていませんでした。夏休み辺りから、柳先輩に報いはあるんですか!?ってハラハラしていたんですけれど、このエピソードがひとつの祝福のように思えました。
    彼の撮る被写体が誰も気づかないもの(焼却炉の傍の花)っていうのもどうしようもなく寂しげだし、そこに気づいて見てくれていた深琴ちゃんの存在がエモです…!

    作者からの返信

    柳を想っていただけて嬉しいです!
    柳は非常に自己肯定感の低い人物で、高校で手にした地位や名声をすべて相模に奪われた過去を持ちます。
    相模が欲した金森深琴という人物は、柳にとってはこれまで相模に奪われたすべての象徴たる存在です。そうして夏休みに深琴に拒まれたことにより、柳は絶望します。

    今回で相模に奪われたすべての象徴である深琴が唯一柳の価値を見出したことにより、柳の心は救われたのでした。
    美しいが誰にも見出されない花は、そのまんま柳を表していますね。気づいていただけて光栄です!

  • なんと言うか、あれですね。金森さんの存在ごみんなにとって、本当に深いって感じます。柳先輩は、兎に角良かったね。認めてくれる人。その人の存在って、やっぱり大きい!

    作者からの返信

    金森深琴は関わった人間を良くも悪くも変えてしまうタイプのカリスマです。
    彼女と出会って大きく変わった人物が1人いますね…。

    近況ノートに投げたように、柳は非常に自己肯定感の低い人物です。
    ですが深琴が柳を救えたのは、柳が深琴や相模を真摯に見つめた結果でもあり、この結末は過去の柳自身が今の柳を救ったものとも言えるでしょう。

  • 文化祭編、いい読み味でした。
    「分かってくれない」と思っていた人間たちが、お互いの世界の見え方を分け合っていく、その美しさが心地いいです。

    そして深琴さんのリアクションが、かわいい……

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    文化祭編は柳を中心に、メイン2人にも大きな変化をもたらすエピソードでした。近況ノートに投げたように柳についての描写が不十分な点が心残りですが、褒めていただけて嬉しいです☺️

    深琴の反応はまさしく今後の展開を示唆するものですね。ここから最終話まで怒涛のシリアスが続きます。ぜひ彼らの物語を見届けていただけると幸いです。