固定観念というものは実に厄介です。
その判断は「空気を読む」事で自らの判断から外れてしまう。
自分の目で見て、聞いて、判断する。
それだけの事なのに、それを実際に完遂できる人は少ないですよね。
でも、それを貫けば、紛い物じゃない「真実」が手に入る。
親友は真友、得難いものです。
作者からの返信
おっしゃる通り、自分の目で見たものだけを信じることが明らかな正解なのに、いざ自分が直面した際にそれを失念してしまうことがほとんどだと思います。
相模と深琴ほど無責任な流言に惑わされる苦痛を味わった人物は、本作ではいないでしょう。そんな2人だからこそひなの抱える痛みに直面しても、一切揺らがず信念を貫くことができたのですね。
ひなちゃんが勇気を取り戻すまで付き合おうとする金森さん。とても勇気がある素敵な女の子ですね^_^ ひなの唯一の親友、いや真友。
そろそろひなちゃんにも、そんな金森さんが勇気を出せる自分であると気づいてほしいな。
モゾモゾしたくなるほどの剥き出しの心。なかなかお目にかかれない揺めきでした。
面白かったです♪
作者からの返信
ありがとうございます!
おっしゃる通り、深琴がひなを救うだけでなく、ひなの存在もまた深琴を強く支えているんですよね。ただ過去の経験から自信を失ってしまったひなは、自らをか弱い存在と思い込んでいるせいで気づけなくなってしまっているのですが…。
恋愛でない形で互いを強く想い包み隠さずぶつけ合う2人の関係は、相模との関係の何倍も甘々ですね笑