第17話 第二章 エピローグ
あれから、数日がたった。
俺の予想通りスライムを倒すと、
その後、国は試練に入って魔物を倒す人が圧倒的に足りないと気付いて、アメリカとかでは、一部民間人の入場を許可しているらしい。
日本もそうなってくれることを期待。あとステータスは、最終的にこうなった。
名前 田中
職業 見習い槍使いLv15/15 転職可能
深度 2
HP 15/15
MP 10/10
STR 2
DEF 2
INT 1
RES 1
AGI 158(先駆発動時最大355)
(神速発動時474)
LUK 1
武具召喚
ユニークスキル 神速Lv3 思考加速Lv2
スキル 先駆Lv5 暗殺Lv2
殺害適正Lv4
短剣術Lv1、気配察知Lv4
槍術Lv5(鑑定)
称号 ユニーク保持者 ゴブリンキラー
相変わらずAGIが飛び抜けている。
あと職業の転職は、こうなっている
見習い槍使いー槍使い
見習い暗殺者
英雄
俺は、転職するものを一瞬で決めた。
「英雄に転職」
【職業が英雄に転職されました。スキル[槍術]が[英雄槍術]に、スキル[英雄覇気]を取得しました。】
[槍術]がとても強そうなスキルに変化した。
英雄覇気……職業スキル、自分よりレベルの低い魔物が逃げるようになる。
自分よりレベルが高い魔物が追いかけてくる。
魔物を倒したとき獲得する経験値増加
……思った以上に癖があるスキルが来た。
「[英雄覇気]って人間も魔物認定されないのかな」
そう言いながら窓の外を見る。
そこには、カメラやマイクを持った人が玄関に箱詰め状態でいた。
やりすぎた。ちょっと調子にのって人を助けまくった結果がこれだ。
別に人助けが悪いというわけではないが、本来なら、倒してすぐ別のところに行けばいいのに、わざわざ立ち止まって、
ツイ○ターに写ったりしたせいで、
調子にのって決めセリフを言ったりした動画が拡散されている。
毎回毎回テレビを映すと出てくるから、最悪だ。
マスゴミと言われる理由がよくわかった。おかげで、休日なのに試練に行けもしない。
「ああ……最悪だ」
だけど、俺は変わることができた。
ただの痛い中二病から、ニュースに出てくるようなヒーローに大変身した。
俺は、もう前には戻らない、戻れない。
俺は、職業が英雄になったとはいえ、まだ世界的に見れば英雄じゃなく珍しい中学生だ。
「俺は、英雄になってやる。この[神速]で」
神速の先駆者〜ただの帰宅部の俺が英雄になるまでの話~ 完
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
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新連載!
スキル合成で最強に!〜異世界転生したけどチートスキルがなかったので、チートスキルをつくります〜 を投稿しました。今度は、異世界転生にチャレンジしたので、ぜひ読んでください。
改めて、この作品を、最後まで読んでくれてありがとうございます。
これからも何とか毎日投稿でを続けていくのでよろしくおねがいします!
《連載番》神速の先駆者〜ただの帰宅部の俺が英雄になるまでの話~ 松茸 @hirokimatsunaga
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