第2話 冒険者

今後の目標としてこの世界で生きることになった俺は生活方面だけは何とかしないといけないと思い、魔物を倒して魔物の核を手に入れてレベ上げとスキルの熟練度を上げていこうと思った。茨の丘を下った先に先ほど見た冒険者のおっさんがいた。

「おい、お前見慣れない服装だがどこから降りてきた。」

異世界からっていうと怪しまれる為一つ創作サーバにいたあの虚言女の真似をしてみることにした。山賊や盗賊から追われて何とかここにたどり着いたという設定で行こう。この時、このという女性にバッドステータス移動低下速度2分が付けられた。

「盗賊や山賊に追われて母さんが盗賊の頭に殺されて、うう母さんが逃げてというから本当は助けたかった。」

これを言えばこの人も解ってくれるはず…ん?泣いてる。どうしよう…俺が迷っている時このおっさん俺を持ち上げて冒険者がいる町に歩き始めた。

「俺には、息子がいないんだ。男同士の親子には向いてないが、俺が今日からのお前だけの父さんになってやる。共にギルドで働くそれが条件だ。」

俺はこくりと首を縦に振った、俺を荷馬車に乗せた。使い慣れたようにおっさんは馬を走らせた。いつもなら動画配信している時間やそれを忘れ去れる景色と風景に変わった、俺は町に着くまで景色を眺めていることにしたがいつまでもこんないい雰囲気が続くとは誰も思わなかった、おっさんが急に荷馬車の馬を急がせた何でかは理解出来なかったがおっさんと荷馬車に乗った俺の前に豚?というか豚って普通4足だよな?まさかと思うけど“オーク”俺は鑑定なんてスキルにはなかったがおっさんは何をしているかと思ったら倉庫を漁っていた。

「金品を渡したら帰ってくれるに違いない」

といっていた。このおっさんもあの設定と同じように生きていたに違いないだから俺はこのおっさんが助けてくれた借りを返すために荷馬車を降りてスキルを使うことにした。

「凍てつく氷よ 貫く剣となりて 穿て アイスブレード」

氷剣[アイスブレード]を習得しました。

醜い豚どもを次々倒し、豚どもの毛皮を剝ぎ取って次元収納へ入れた。解体した肉も入れたし豚どもが装備していた剣や鎧を次元収納に全て入れた。荷馬車に蹲ったおっさんに全て片付けたよ。と言って荷馬車に乗り込んだ。おっさんに「心配かけてごめんなさい」と謝罪した。でもおっさんはそんな事を気にしていなくて初めて魔物を倒した割には上手すぎると褒めていた。俺は正直嬉しかった。こんなに褒めてくれる人に今まで出会うことがあったのだろうか?荷馬車に俺を乗せて馬を走りだせた。俺がこの異世界での旅ライフが始まった時と同時にlab勢によるある企画が提案され、その企画をやることになったその名は「ペナルティークエスト」

ペナルティークエストにはルールがあった。

2016年から2020年の参加勢を主人とします。逆に2021年の新規参加勢を奴隷にします。主人と奴隷にもクエストが表示され、奴隷には主人が出したクエストの別のクエスト無視した場合ペナルティーが発生し、二日間創作クラフトにログインしなければ重度のクエストが発生します。奴隷は主人を殴ることは出来ません。でも一度だけ殴ることが出来るときがあります。奴隷自身がすべてのクエストを完了した場合主人を殴る事が出来ればその人を奴隷にすることが可能となります。

・無視違反強制クエスト

・主人の腹を満たせ…満腹ゲージを満腹するため奴隷自身がお腹空いていても主人の腹を満たすわけなので食料をすべて渡さなきゃいけない。

・主人の装備を完璧にしろ・・・高位の装備素材を取ってきて最強の装備にしなきゃいけない。そんな事も知らずに俺はおっさんとの荷馬車異世界ライフを楽しんでいた。

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転生したら、最強になりました。 白奄 @cokuten

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