圧倒的ラジオ・Kワールド!整った混沌ってこういうことじゃないかな?

ジャンルや出てくる要素、他の方もおっしゃっている通り、何でもありの世界観。なのにそれら全てが喧嘩していない。「散らばっていて、理路整然としている」という言葉がこの作品を読んだ上で思い浮かびました。

この世界が舞台、で、歴史も同じ道を歩んでいるはずなのに、何かが違う。
その決定的に違う「何か」というのがこの作品の魅力なんじゃないかと思います!

内容だけでなく、描写の方法!
一言一句、キャラクターの一挙一頭足全てが伏線になりうる圧倒的なボリューム!パズルを解くように何度も何度も読み返せる作品です!というか、読み返さないと全てを理解できない!全てを理解した時に得られるカタルシスは凄まじいものでした!
読み応え、考察のしがいがある作品です!!