夜の導き
藤倉(NORA介)
本編
月光に照らされ、一人の少女が道を歩いている。僕は、「どうしたの?」と少女に尋ねると、少女曰く、散歩の途中で飼い犬のマサとはぐれてしまったという。そこで僕も、少女の人探し…ではなく、犬探しに協力する事にした。
正直、もう暗いからと思って、「明日探そうよ。」と言ったのだが聞いてはくれなかった。僕はスマートフォンの頼りない灯りで照らしながら、少女と共に山道を進んで行く。
気付くと、かなり奥まで来ていたようで、その時に気付いたのだが、少女の名前を聞いていなかった。そう思って振り返って見ると、あの少女が倒れている、その傍らで犬が息絶えていた。
その後、助かった少女の親が僕に礼を言いに来た。その時に知ったのだが、少女の名前は『昌』だった。
夜の導き 藤倉(NORA介) @norasuke0302
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます