第十九章 一
知っていたんだ。
本当は、ただ、心を閉ざして見ないようにしていただけだって。
分かっていたんだ。
この世界に、救いなんか最初からないことなんて。
だから、眩しかった。
この世界を破壊しようとする彼女のことが――まるで太陽のように感じられるほど。
舞い上がった砂塵が、空に消えていく。
ゆらりと起き上がる人影は、砂埃の中で銀色の反射光を放っていた。銀の騎士は顕在だった。空を見上げ、ただ静かに見上げ、ゆっくりと翼を広げ、羽ばたかせた。
巻起こった風が、砂塵を完全に吹き飛ばした。あらわになったのは戦いの結末だ。不条理と救済、黒木と透の血生臭い語り合いは、透の勝利で決着がついた。倒れ伏す黒木の顔面は、割れたクルミのように鼻から下が砕けて原型を留めていない。肉片や骨は四散し、赤黒く染まった歯茎だった場所に欠けた歯が一つだけ残っていた。
もう、再生していない。黒木の指先が痙攣していた。
「……」
ゆっくりと顔を下げて死にかけの黒木を見つめた。
透の青い三つの瞳が、哀れみに濡れている。
この不毛な戦いに勝ったことに、何一つ充足感はない。ただただ虚しさと悲しみしかなかった。透は黒木を憎んではいない。むしろ、あまりにも救われない過去を歩んできた彼に同情を感じていた。こうするしかなかったのだろうかと自問する。こんな風に殺し合わなければ、分かりあえなかったのだろうかと。
間違えているに決まっている。暴力をコミュニケーションにせざるをえない状況や環境が正しいわけがない。だが、二人の出会ったきっかけも場所も何もかも最悪なものだった。殺戮地獄の只中で、敵として出会ってしまった。テーブルに向かいあって座り、コーヒーを飲みながらゆっくりと話すようなゆとりは与えられていなかった。やるしかなかった。そうでなければ、黒木は己の矛盾に気づくことはなかったし、救われることはなかっただろう。
――本当に?
白い翼に、ヒビが走り抜けた。
本当に、そうか? 黒木はたしかに泣いていた。だが、彼は救われたのだろうか? そもそも殺しておいて救いとはあまりにも傲慢にすぎる。彼が最初から感情を持っていたことを教えるだけなのに、殺す必要がどこにあった? だが、そうしないと理解できなかっただろう。やつがこちらを殺そうとしたからやるしかなかった。話し合いの余地はなかった。やらなければやられる。殺さなければここから出られない。しかたなかった。やつもそれを求めていたのだから――。
翼が、音を立てて砕けた。グラスを落としたときのような甲高い悲鳴をあげてバラバラと羽根が散っていき、光となっていく。
まるで天の川のように、光の粒は天へと登った。
「……言い訳をするな」
人の姿に戻った透は、自分にそう言い聞かせた。
殺しただろうが。わかっていて、殺したんだろうが。
その事実は、どんなに取り繕っても消えはしない。
光が登った先の曇天は、不気味なほどに速く蠢いている。燃えていたはずの校舎は、いつの間にか火が消えていた。黒い煙が風にたゆたう。焦げた木材の香りと血の匂いが鼻腔を焼いた。黒木の忌むべき思い出の地は、息を止めたような静寂の中にある。
罪を重ねた。
ただ、それだけ。その冷たい事実があるだけだ。
粛々と受け入れ、すべてを終わらせるために戦わねばならない。
「……黒木」
透がそう呟いた瞬間だった。
まるで呼応するように、黒木の腕が動いた。
思わず目をむいて、反射的に身体を引いてしまった。息を呑む。
なぜ動ける? 黒木はもう死んだはずだ。動けるはずがない。
超再生を発動する気配はなかった。黒木の手は、飛び散った己の眼球へと伸びていく。黒く淀んだ目玉を掴み取ると、ゆっくりと天へと掲げる。
――ありがとう、異色透。
たしかに聴いた。
黒木の声を。
「黒木、お前……」
――君のおかげで気づくことができた。僕はただ、忘れていただけだったんだとね。
「礼なんか言うな! 俺は、お前を……」
――いいんだ。
黒木は言った。
――もう、満たされた。生にはなんの未練もない。思えばずっと、間違いだらけの不条理な人生に嫌気がさしていたんだ。きっと、あのときからずっと。
カエデの顔が、否応もなく透の脳裏を過った。
――もう疲れた。生きていてもただ苦しいだけだった。ようやく穏やかに眠れるよ。
そんなことを言うな、と口にすることはできなかった。彼が蓋をしたものを表に引きずり出したのも、彼の命を奪い去ったのも透だ。わかりきった説教をする資格などありはしない。
かけるべき言葉が見つからず、重たい息だけが口からこぼれた。震えるほどに強く握りしめた拳から、血がしたたり落ちる。
――これは、せめてもの礼だ。
突き上げられた黒木の拳から、血肉が弾けた。握っていた目玉を潰したのだ。
それは権能の発動を意味する儀式。
他者の傷を癒やす、再生の力。
「……なぜ、ここまで?」
――愚問だ。礼だと言っただろう。それ以上でもそれ以下でもない。
小さく笑いながら発されたその言葉は、ノイズが混ざったように割れて聴こえた。視界の端にあった引っくり返ったゴールポストが、飴のようにドロリと溶け始めた。鉄棒が、電柱が、校舎が――同じようにゆっくりと崩壊を始めていく。
――もう、終わりだ。
「……」
――太陽は、もうすぐ沈む。それが嫌なら戦ってみろよ。
「……ああ」
透は、拳を前に掲げて声をあげた。
「香澄は、俺が殺す」
「ガアアアアアアアアアアッ!」
無限に増殖する「復讐」の咆哮が、赤き世界に轟然と響き渡る。落雷のごとき破壊的な衝撃が瓦礫を吹き飛ばす勢いで走り抜け、鳴花の破壊衝動をこの地獄に刻みつける。
殺す。殺してやる。
内臓を引きずり出して、ズタズタに引き裂いてやる。
増殖する紫の怪人の群れは天翔ける肉の橋となり、空に浮かぶ破壊の神へと殺意の牙を伸ばす。赤子を抱いた白き女神が、槍のように鋭い真紅の瞳で睨めつけてきた。張り裂けそうなほどに血走った目から、刺さんばかりの憤怒が溢れている。腹部に突き立てられた剣は、いぜん女神を侵していた。
千載一遇の好機。
絶命を封じた今なら、この牙は届く。異色香澄を、「王」を殺せる。
積み重なった怪人の牙が、王の間近まで迫った瞬間だった。
香澄が、淡々と憤りを発した。
「鬱陶しい蠅どもが」
怪人たちの身体が、まるで見えない壁に阻まれているかのように突然止まった。いや、止められた。香澄と怪人たちの間にある空間が歪み、そこから発せられた見えざる神の手に、彼らは捕まえられたのだ。
怪人たちは暴れたが、翅をつままれたトンボのごとき抵抗しか示せず、微動だにできない。
「脂臭いんですよ、あなたたち。そんな身体で、私と兄さんの赤ちゃんに近づかないでください」
怪人たちの身体が、背中側に曲がっていく。
「絶命が使えないから何だというのです? 両手でピアノを弾けないなら片手で弾けばいいだけの話でしょう。澄空の力が絶対のものであることには変わりません」
クスクス、と香澄は嗤った。
「死になさい、害虫ども」
香澄の宣言とともに、怪人たちは一斉にあり得ない方向にねじ切られ、潰された。爆ぜた肉塊から血と臓物が次々と溢れ出て、滝の如く地面へ降り注いだ。血溜まりが瓦礫に沈んだ世界に広がっていく。肉の潰される音が、まるで機関銃の掃射のごとく響き渡り、鉄と脂の匂いが空気を濁した。
「このまま本体まで、まるごと潰してあげますよ」
「ナメるなああアアアッ!」
咆哮をあげた鳴花の穴という穴から血が吹き出した。限界を超えて増殖のスピードを速める。王に壊されるよりも速く、物量で押し切るために。鳴花の全身が刃で貫かれるように痛んだ。痛覚の遮断ができない。そこに意識を割く隙間もないほど、鳴花は能力使用のスロットを上げていたのだ。
すべてを捨てなければ、勝てない。
「あははははっ、無茶しますねえ。でも、無駄なことです。あなたが増殖すればするほど、こちらも手の数を増やすだけです。この手はね、これまで『鏖』で殺されてきた人間の数だけ展開できるんですよ。それこそ、無限にも等しき数を」
「ぎっ、があああアアあアッ!」
「潰れて死になさい――蛆虫」
壊れていく無数の血肉で、世界が汚れてゆく。その削り合いの最中、身体が崩壊しかねない勢いで能力を使い続ける鳴花は、苦悶の表情を浮かべながら、しかし口元を吊り上げた。
「潰れルのは貴様だ! 異色香澄っ!」
大瀑布の如く溢れ出た血の海が、無数の刃に形を変えて香澄へと殺到した。その数はもはや弾幕と形容することさえ相応しくない、逆流する沛雨のごとき膨大なものである。だが、香澄は静かに嘲弄した。
「だから?」
赤き刃は、すべて届かない。中空で停止し、香澄の肌にかすり傷を負わせることさえかなわなかった。一つ残らず、王の手で受け止められてしまった。刃が握りつぶされて爆ぜてゆく。
だが、潰されても潰されても、赤き刃は次々と襲い掛かった。
「陽動が好きですねえ、害虫さんは。無意味なことがわかりませんか?」
香澄の目が、右下を睨んだ。
「ここだけ弾幕が薄いですね。でも――それも陽動」
上。
そう呟いた香澄の目は、左を向いた。
上から降り注いだ赤き隕石を、香澄は視えざる手の念動力で破壊しつつ、左から現れたローブ姿の人外を摑まえた。
「そこだけ、わずかに弾幕が濃ゆかった。意識の偏りがはっきりしていて分かりやすいですね害虫さん」
「カハッ……」
「で、上の隕石の中から鳴花ちゃんでしょう? 読みやすいことです」
香澄は口元を邪悪に歪める。
砕いた隕石の中から鳴花の分身体が降り注いだが、そのすべてが捕まえられた。
「チェック、というところですか。ふふっ、害虫さん。ここからどう巻き返しますか?」
「――ッ」
「せっかくのチャンスだったのに、活かせなくて残念でしたね」
さようなら。
香澄の言葉とともに王の念動力によって、ローブ姿の人外と上から降り注いだ分身体のすべてが捻り潰された。魚の腸を握りつぶしたような、水気を含んだ音が空気を濡らす。赤い赤い雨が、香澄の真っ白な髪を汚し、神により造形された彫刻のごとき白い頬を伝う。完成された美をもつ残忍な少女の瞳は、愉悦で蕩けていた。
半身を真っ二つにねじ切られた分身体たちが、小腸をはためかせながら落ち行く。
人外のローブが、はだけた。
「――」
そこから現れたのは、鳴花の分身体。銀城桜南ではなかった。
香澄の目が微かに見開かれ、すぐに上へと向いた。
半身を壊された銀城桜南が、香澄めがけて吸い込まれるように落ちてきていた。信じられないほどに長大な赤い槍の切っ先が、香澄の眼前へと迫る。口から血の塊を吹き出しながら雄叫びをあげる桜南は、鬼神のごとき形相でその命さえ投げ出してみせた。
玉砕を覚悟した、一撃。
「殺れええェッ! 狼女あ!」
鳴花の叫びは遠く響き、切っ先は香澄の柔肌に触れそうなほどに近く。
だが、香澄から笑顔は消えなかった。
その冷たさに、その不気味さに、桜南の壊された半身が総毛立った。圧縮された時の中で目にした香澄の笑みは、まさに魔王と呼ぶに相応しい妖艶さと狂気に満ちていて。その口から発されたたった一言が、すべてを覆した。
「
赤子が泣いた。
香澄たちを中心に、光が迸る。すべての物体を死に追いやる絶対的な王の権能が発動した。驚愕に目を白黒させる暇さえ与えられず、桜南たちは死の光に飲み込まれ、無限に増殖を繰り返していた分身体は血の海ごと跡形もなく消滅した。世界を走り抜けた光は、地獄の端から上がり続けていた絶叫さえ掻き消して沈黙をつむぐ。
すべては、絶命により無垢へ還った。
静まり返った赤い世界を見下ろしながら、香澄は噴き出した。
「あはははっ、だから言わなかったんですよチェックメイトとはね。王の権能を、下等な上位者の力ごときで封ぜられるわけがないでしょう? 神を説き伏せることができる聖人や伝道師が存在するわけないのと同じことですよ。あてが外れて残念でしたね、うふふっ」
香澄は視えざる手で、自分の腹に突き刺さった剣を引き抜いて捨てた。
「しかしまあ、刺された瞬間はさすがに肝を冷やしましたが。私も一瞬、能力を封ぜられたと思ってしまいましたから。貴女達が無駄な希望を抱いてしまったのも致し方ないかもしれませんね」
でも、滑稽でした。
香澄はそう嘲笑い、空を見上げる。
赤い空は美しい。あの色が、これまで殺してきた人間の血で染められているかと思うと、胸が空くように心地が良い。もっと殺せばより濃くなるだろうか、ルビーのような輝きを見せてくれるのだろうか。そう思うだけでゾクゾクする。楽園の空は青くない。青くなくていい。
空が青いなんて、誰が決めた?
常識を破壊した世界に、常識はいらない。
「さて、『不条理』を殺さなければなりませんね」
香澄がかつて喉から手が出るほど欲しがった「快楽」の殺意の権能――「快楽の園」
己の歪んだ願望や心象風景を形にし、対象を閉じ込めることができる力。それさえあれば、透を誰の目にもつかない場所で終わりまで閉じ込めることができた。
しかし手に入れなかったのは、金渡七雲の脳を喰らいたくなかったからだ。上位者の脳を喰らえば、権能とともにその人物の記憶まで継承してしまう。目的のためなら手段を選ばない合理主義者である香澄でさえ、あの男の記憶を引き継ぐことには生理的な嫌悪感があった。あれのやったことを考えれば、当然とも言えるが――。
ゆえに、「不条理」があの力を奪う可能性があることを思考の枠外に置いてしまっていた。反省せねばならないことだ。「不条理」のことなど一切信用も信頼もしていなかったが、だからこそ見落としてしまったとも言える。あの男には意思がなかった。自我が脆弱で、すべてをどうでもいいと諦め、世界の破壊をただ受け入れていた空っぽの人間だった。だからこそ香澄にさえ読めないところがあったのだ。何を考えているかわからない。だからこそ警戒しつつ、敵対されるよりはマシなので手元に置いていたのである。
あの男はある意味、目の上のたんこぶだった。
「……」
金渡七雲が「不条理」に執着していることは知っていたし、そうなるように仕向けたのは香澄だった。監視という名目で金渡七雲に彼を近づけ、コミュニケーションを取らせたのはお互いを潰し合わせたかったからでもある。金渡七雲が裏切るつもりであることは最初からわかっていたから、彼の興味が「不条理」に集中するよう誘導していたのだ。「不条理」では金渡七雲に勝てない。そう推算していたのだが、予想を超えた進化をあの男はしてみせた――。
「ちっ……」
香澄は透の思考を探った。しかし、ノイズが走り見つけられない。さっきからずっと戦いながら手繰っていたのだが、能力に集中できるようになった今でも難しいようだ。あの世界には、「狂信」の力でも干渉はできないということだろう。
「人形の分際で……もし兄さんになにかあったらタダではおかない」
進化した「不条理」に、透が勝てるかどうかは香澄にも読めない。両者が救済の権能を使えるようになってしまった以上、より洗練された力を持つ方が――未来を手繰り寄せる強い意志を持つ方が勝利するだろう。透が勝つことを信じたいが、その保証はない。
だからこそ、不安だし焦っていた。
もしも、透が「不条理」に殺されてしまったのなら、すべてが水泡に帰す――。
香澄のすべては、兄のためにあるのだから。
澄空がぐずり始めた。思わず強く抱きしめすぎていたみたいだ。香澄は澄空に謝りながら、優しく頬ずりする。
「……強く抱きしめすぎていたね。ごめんね。お父さんが見つからなくてつい」
――大丈夫だよ、お母さん。
思念として響いた、愛しい息子の声。
――お父さんは、かならず戻ってくる。
「あら……そうなの? どうして、そんなことが分かるのかしら?」
――彼が「救済」だからだよ。「殺意」に飲まれた人間を救うために、彼は産まれたんだ。
香澄の訝しむ表情を見て、澄空は無邪気に笑った。
――あなたを、殺しにくるってことだよ。必ずね。
「なにを」
香澄が言葉を発しかけた瞬間、硝子が割れるような音が轟いた。見上げると、空間に黒い裂け目が開き、そこから弾丸のごとき勢いで落下してくる物体が見えた。
白い翼を生やした銀の騎士。
最愛の兄。
「あはっ」
香澄の顔に、悪魔のような笑みが刻まれる。
兄が勝った。さっきとは違う。すべてが視える。すべてが感じられる。彼の思考も感情も鼓動の速さも身体を走り抜ける痛みの深さも、なにかも。「狂信」の力を通してすべてがわかった。それがたまらない。言いようもない法悦が、香澄の脳髄を焼いた。
――ああ、そんなにも。そんなにも私を殺したいのか。
透が青い三つの目を見開いて、大呼をあげた。獣のごとき咆哮は静謐を食い破る勢いで発せられ、万力を籠めて握られた拳の先から放たれる殺意を膨らませる。
能力を使う気配はない。
先読みされるから使えないのだろうが、未来変換無しで勝つ気なのか。
「無謀なんですよ」
澄空の手が、透を捕まえようと伸びた瞬間だった。香澄の脳裏に、透と「不条理」のやり取りが駆け巡った。透があの男に引き摺り込まれてからの空白期間の記憶。あの世界は時空が歪んでいるのだろう。香澄たちが戦っていた一分にも満たない時に比して、十倍以上もの時間が経過していた。
凄惨な殴り合い。香澄には理解できぬコミュニケーション。不条理の過去。そして、戦いの決着。
最後に潰された、「不条理」の瞳。
「――」
香澄は振り返った。
だが一瞬――気づくのが遅かった。
不条理が発動した他者を癒やす力が、透に使われていないことを。
赤い刃が、香澄の腹部を貫いた。
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