応援コメント

第十七章 二」への応援コメント

  • 前回で激闘を繰り広げた末にバラバラにされ、からのこのシーン、動と静の差が物凄いです。一気に静まり返った感じでメリハリがあります。

    充の再登場には驚きましたが、桜南の能力なんですね。香澄と違って操作したりせず、純粋に透を応援するために充の意志を蘇らせたんだろうなと思えます。桜南はすごくいい子ですね。

    充が拾った石を投げると、星に混ざって消えてしまいますね。本来なら水面に着地すべき石がそうならず、今もどこかに彷徨っているの、まるで充の魂みたいに感じられました。星の光が海に伸びたとき、充が想いを伝えられたとき、本来あるべきものがやっと、あるべき場所に返ったのだと、安堵のようなものを感じました。

    透も充も、以前は刹那的な「快」を優先するために自分の心の声をいい加減に扱っていましたね。そのせいで結果、周囲の人たちの感情をもいい加減に扱ってきてしまった……。ふたりとも壮絶な苦しみの果てに、やっと我が身と向き合うことができるようになったのですね。大きく成長しましたね。

    ラストでは精神世界から現実に戻ってきて、希望に満ち溢れるように終わります……が。この後の展開を先に読んでいるので、ほんとこういうの上手だなぁと思います。良い意味で読者を欺き、絶望へ突き落とすための準備をしてるみたいです。

    作者からの返信

    感想二連続でありがとうです……いや、ほんと頭が上がらないし、励みになってます。正直、何十回と読み返しました(笑)

    動と静のバランス、じつは考えて書いていたので気づいてくださって嬉しいです。さすがですよほんとに。

    桜南の能力で一時的に蘇った充と透。これ、ずっと書きたかったエピソードだったんですよ。目をそらしてきた事実と罪をこれまで突きつけられてきた透が、ようやく充と向き合うことができた。本当に重要な話で、だからこそ全力で書きました。壮絶な苦しみの果てに目をそらしてきたものと向き合うことができた充と透。大きな成長で、作者としても嬉しいです。

    現実に戻ってきて、悪をうち倒す理想の終わり方をしましたが、次を読んでくださっているとのことで……。ふふ、そうですね。

    いつもありがとうございます!! 素敵な感想、本当にありがとうございました!!

  • うーん、どっちを応援するべきなのか?

    作者からの返信

    ありがとうございます
    どっちにも幸せになって欲しいですよね