応援コメント

第十七章 一」への応援コメント

  • 相変わらず物凄い迫力の戦闘で、心臓がバクバクしました。

    これまでは完全に一読者として作品を楽しんでいたのですが、今回は創作者目線でじっくり拝読しました。何というか、技術自体も高いし、感性的な部分の才能も強いに違いないです。

    異形の怪物VS怪物だったり、「不可視の槍」だったり、普通なら頭に思い描くことが難しいものなのに、はっきりと映像が浮かんできます。かといえ書きすぎということもなく、短く区切ったりすることでリズムも良く、迫力を保っているんですね。

    「甘やかな血の匂い」「殺意に溶けていく」って表現が、この作品の世界観にぴったりで素敵だと思いました。血の匂いは普通なら全然甘くないけれど、殺意という狂気にに支配された精神状態ではそう感じるのかもしれないという納得感があります。「今、私は現実から離れてヤバすぎる世界にいる……!」と思わされ、ゾワっとするような表現でした。

    「目の裏が清涼剤を直接塗りつけたように痛いほど涼しく」とか、この状況を肌で感じられる表現、すごいです。天性のものを感じずにはいられません……。

    バラバラに引き裂かれたところで終わるのも、引きが上手すぎですね。気になって次のページを捲らざるを得ません。

    今、二次創作で戦闘を書こうとして止まってしまっているのですが、創作者目線で拝読するとプロと赤子くらい差があって畏れ多く「どうしよう……」と恐々といます。

    戦闘の描写すごいなぁ、半端ないなぁとただただ平伏しております。

    作者からの返信

    いつも気合いの入った感想をありがとうございます……。何回も読み返してニヤニヤしました。すごく嬉しい。

    今回は創作者としての視点で見てくれたとのことで、凄くありがたいです。技術と感性的な部分を褒めていただいたのは本当に嬉しい。工夫しているからこそ、優れた創作者である釣舟さんに褒められるのは値千金です!!

    ありえない光景なのに、はっきりと描写がうかぶと言っていただいて、え、そんなに褒めていただいていいのか……?って気分です。入り込んで読んでいただいているようですね。すごい。書いていてよかった……!

    嗅覚はけっこう意識していて、その点に注視していただいたのはありがたいです。なかなか分かってもらえることないのですが、ありえない感覚を抱くっていうのは世界観の表現をするうえで意外と大切なことなんですよね!

    ここまで読み取っていただいたのって、釣舟さんが優れた読み手であり書き手だからだと思うんですよ。だから、慣れていないだけで、釣舟さんの実力は僕と同じかそれ以上ですよ。戦闘描写はおっしゃっていただいているとおり勝っているのかもですが、心理描写で釣舟さんに勝てる気はしないので……。教わりたいくらいです。

    今回も読んでくれて、こんな感想までいただけて嬉しいです!!!!

  • ハッピーエンドだったとしてもバッドエンドだったとしても"誰にとっての"によって変わるよね

    作者からの返信

    ありがとうございます
    まさにそうですね。幸せなのかそうじゃないのかってのは、人によって変わりますよね