応援コメント

第十六章 二」への応援コメント

  • 遂にお待ちかね、狂人vs変人バトルの回でしたね。

    あまりにも強すぎ七雲を前にして絶対絶命かと思われた不条理に、新たな能力が……! 熱いですよ、この展開。透と戦ったがゆえに発動できた力なんですね。透の殺意が芽生えたのも不条理との戦いのときでしたよね。敵同士だけれど互いに影響し合って強くなる……敵対関係の中にある絆と言いますか、この宿敵のライバル感が好きです! 今後のふたりがどうなるのか楽しみです!

    自分の痛みを相手に変換する能力、自分の心の痛みを処理できずに人を傷つけ殺してきた、まさに七雲に相応しい能力ですね。とても卑怯です。性癖と自己認識を拗らせまくった彼にピッタリの気味悪い姿といい、七雲の殺意はひとつの完成された芸術品みたいです。

    人の痛みや苦しみで快楽を得ること。それは自身がそこに身を置いていないからこそ可能なんだよなぁと改めて思わされました。狂人の七雲に限らず、人には誰しもそういうところがありますから、ちょっと七雲が可哀想でもあり、当然の報いでもあり。複雑です。

    本筋とは脱線しますが……。
    絶対絶命のときに大切な人を思い浮かべる瞬間ってありますよね。不条理にとってはそれがおじいちゃんなんですね。感情の無い男なりになんだかドラマがありそうで、ちょっと好感度が上がりました。というか不条理、なんだかんだで悪い奴には思えないんですよね。なかなか魅力的な悪役です。

    それにしても、香澄から教えてもらった「権能を奪う方法」……脳を……よく七雲の脳なんか……いや、いいんです、ホント。不条理には感情が無いんですもん。不条理、また強さが格段とUPしちゃいますね。今後の戦いがどうなっていくのか、ホント気になります。

    またの更新もお待ちしております。

    作者からの返信

    うわああ、ながい感想ありがとうございます!!!!

    不条理が新たな力に目覚めるこの展開、ほんと熱いですよね!! これが書きたくて書きたくて、不条理と透を戦わせていたまであります! 不条理にとって、はじめて恐怖を感じさせられた透は、理不尽の象徴とでもいうべき存在になっているんですよねえ。

    七雲の能力はかなり悩みました。痛みを一方的に変換する力ってめちゃくちゃ強力ですが、仰っていただいているとおり、七雲の力らしくなりました。強力な分、条件が複雑なのも、上手いこと言いくるめて家に誘い込んで被害者を弄んできた、こいつらしいなと思います。うまく表現できたかな。

    能力奪うんですよねえ、七雲から笑 相手を自分の空間に閉じ込めておけるので香澄が喉から手が出るほど欲しい能力なんですが、その香澄すら記憶を覗いてしまうことを嫌って避けたくらいなのに……笑
    こういうところが、こいつらしいんですよね。

  • おう、昨日の味方は今日の敵

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    たしかに、まさにそれですね……!