応援コメント

第十六章 一」への応援コメント

  • 翡翠さん推しには泣ける回でした……! 
    翡翠さんの好感度がさらに上がりました。夢も希望も、ある日いきなり絶たれ……ただ愛する家族の復讐のためだけに殺人の道に入っていく……人情味あふれていて素敵。そしてこのハードな選択が、のちに桜南との出会いによって、翡翠さん自身を葛藤の渦に飲み込んでいくんですね。

    Type Redが鳴花を追わなかった理由って、 Type Clearがあるからですよね……? 香澄ちゃん、ここで確実に翡翠さんを潰すつもりなのでしょうか。愛に恵まれず育ち、歪んだ自我の発露とも言える激しい恋心を闘い原動力にする香澄ちゃんと、穏やかな愛を原動力にする翡翠さん、思えば対照的な2人です。愛情深い翡翠さんだから、鳴花のことも結構心配してるんじゃないかなと思います。でも、腕が……! 再生できないのに……! 噴き上がる血とともに宙を舞う描写が鮮烈です。それでもまだ砲と機銃で派手に闘おうとする彼に「がんばれ!」って旗振りたくなります。

    激闘の中で浮かび上がる、愛する人たちへの想いが切なくて涙を禁じ得ません。

    娘のように桜南を想う翡翠さんの「思いと行動を一致させることができない、螺旋を描いた矛盾」という葛藤の表現が鋭く光っています。

    翡翠さんの素敵なところって、ちゃんと桜南を観察して、桜南が現状に疑問を持ち始めたことに気がついてから高校に潜入させてるところですよね。決して自分の価値観の押し付けでないところが親の鑑です。

    とはいえ……Type Redは強過ぎます。めっちゃ不穏なラストですね……。翡翠さんはどうなってしまうのでしょう。たとえ翡翠さんが落命することがあっても、彼の悲願が叶い、桜南が普通に青春して普通の穏やかな幸せを手にしていける未来があったら救われるなぁ……なんて妄想します。でも、そうすると香澄はどうなるんだろう……。みんな幸せになってほしいけど、みんなが幸せになる未来が見えなさ過ぎますね。そこがこの物語の醍醐味で、追う楽しみのひとつだったりします。

    翡翠さんへの愛を語りすぎました。
    次は自制してまいります( • ̀ω•́ )ゞ
    また楽しみに更新をお待ちしておりますね。

    作者からの返信

    わああ、気合いの入った感想ありがとうございます!
    もうこれだけで釣舟さんの翡翠さんへの好感度の高さが伝わってくるようです。翡翠の過去は書いていて辛かったですね。ハードな選択をしたことで桜南と出会うわけで、だからこそ葛藤を抱えることになるんですから、可哀想だなあと思います。

    香澄と対照的な原動力を持っていることはたしかにそうですよね。言われてはっとしました。さすがの着眼点……。
    面倒見いいから鳴花のことも心配してるんでしょうね。というか、彼女の境遇はあまりにも酷すぎるんで、確実に同情を寄せているとは思います。

    翡翠は、多くは語らず接さずとも桜南に寄り添い続けてきたんで、ほんとう生粋の昔気質なお父さんって感じします。そして、自分の価値観を押し付けず、変化を察して見守り続けてきたからこそ、桜南から深く信頼されたともいえます。

    Type-Redとの戦いは無理ゲーすぎて書いていて引き笑いがでました。幹部クラスの怪人が、最終形態の仮面ライダー五体と闘っているような戦力差なんで。無理じゃんこんなの……。そう思いながら書きました。

    翡翠さんはどうなるか……今後楽しみにしていただけたらと思います!


  • だめだなぁ、どうしても全員に肩入れしてみんな救われてほしいって感じます。作者様が憎いです(笑)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そんな風に思っていただけて幸せです。僕もみんなに救われてほしいな、と思うことありますね……。