応援コメント

第十四章 いしきのかじつ 終」への応援コメント

  • 母親殺しの真相が本当に計算されつくした醜悪という感じで凄まじい破壊力をもって襲い来た回でした。読み返しているときにもえげつなすぎてほえーとなってしまいます。最後の、本当に? のところで、え、この状況から入れる保険があるんですか、希望を抱いてもいいのか?? いいのか!??? と震えております。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    透の心が破壊されるきっかけとなったエピソードなので、書くのにかなり難儀した回でもありました。計算に計算された定められた殺人なので、ふっきれた香澄は本当にタチが悪いです。

    本当に?
    これは、読む人に色々考えてもらいたくて入れました。香澄の言葉なのかな、それとも違うのかな……など考えていただけるとありがたいです。

    この度は感想の連投ありがとうございました。励みにしてこれからも頑張りますね

  • この回はほぼ全てが狂気に満ち満ちていて、眩暈がするほどでした。

    清澄は言うまでもなく、7歳とは思えない思考能力と冷酷さを持つ香澄も、本来なら虐待から保護すべき7歳に嫉妬して殺そうとする母親も、殺しながら感情がぐちゃぐちゃになっている透も、全てが狂っていて悍ましいです。正確には、「異色の血」にみんなが狂わされている、という方がいいのでしょうか。

    母親の一途さを「愚か」と評する香澄ちゃん自身も、「愚か」と言わざるを得ない一途な恋をしているというのが、なんとも皮肉ですね。

    ラストの「本当に?」と投げかけている部分にドキッとさせられました。本当はそれが「幸せ」ってことじゃないと、香澄ちゃん自身もわかっているのかなぁとか……あるいはこの「本当に?」だけ別の誰かの視点なのかなぁとか……想像の余地があって読後感がいい感じです。

    香澄ちゃんの一人称、狂っててドキドキするのに、感情的な部分でストンと腑に落ちたりするところもあって、読んでいて不思議な気分になりました。

    次話も楽しみにしています。

    作者からの返信

    今回もたくさん心のこもった感想をありがとうございます!

    狂気しかない回ですよね。香澄も清澄も愛花も透も誰もが正気を失っていて、仰るとおりまさにそれは異色の血の呪いであり、殺意の呪いなんです。
    この回はほんとうに書くの苦労しました。何回も何回も書き直してようやくあげられたので……。

    本当に。
    これは、どんな意味があるんでしょうね。あるいは誰の言葉なんでしょうね。読みながら感じとってもらえると嬉しいです。

    今回も心理描写ふくめ、ほめてくれてありがとうございます!
    次もがんばります〜!

  • 👍

    作者からの返信

    わあ、いつも読んでくれてるだけじゃなくコメントまで! 最高です! ありがとうございます!

  • ゑ?

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!
    えっ!?