充の精神の壊れ方が、まるでホラー映画を観ているように恐怖心を鷲掴みにしてきます。特に、真のお母さんの顔が地面から現れるシーンで息が止まりました。迫力がすごいです。
充にも破壊願望があるんですね。それを貫けない人間らしさとか、細かい描写が神がかっていて好きです。
真との会話は、充の自問自答なのでしょうね。歌うことが救いだったはずなのに、今は歌に救いを求めても虚しく、逆に縛られてがんじがらめになっている……。奪われた青春や自由を思うとやるせない気持ちになります。
一筋の希望のようでもある春香さんは、無事でいられるのでしょうか……。亜加子ちゃんが拳銃を持ってきた理由や、イヤホンで聴いているものが何なのかも気になり、不気味さにドキドキします。次の更新も心待ちにしております!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
いつも本当に、嬉しいです……。
今回は精神的な描写が主でしたが、恐怖を感じてもらえたようでほっとしました。描写に対する細かい点や、こだわりを指摘していただけたのも良かった。病的な精神を書くことは得意なので、自分の得意を再確認できました。
これからの展開、楽しみにしてくれると幸いです!
ありがとうございました。
…え?
作者からの返信
え?