応援コメント

第五章 四」への応援コメント

  • 余りにも歪んだ愛の形のその壮絶さに、ゾッとしつつも魅せられてしまうのは、異常性を描きながらも、差し込まれる切なくも美しい描写の数々。
    読んでいると滑らかに映像が浮かび上がるその文章は、本当に素晴らしい…と、第二部もウットリ楽しんで読ませて頂きます!

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!
    美しい描写といっていただけて、めっちゃ嬉しいです! しかも、滑らかに映像が浮かぶとまで……本当ですか!?
    ありがたい……ありがたいです。

    第二部も楽しんでもらえるよう、頑張ります……!

  • 毎度のことながら、凄い臨場感ですね。充の恐怖や不快感が五感を通して伝わってきて、「ウッ……」となります。特に、怪物に襲われている場面は非常に気持ち悪く、でもその情景はとても綺麗で、芸術と呼んで差し支えないのではないかと思いました。

    充がお母さんを思い出すシーン、切なさと共に改めてこの世界の異常さを再確認させられる部分でした。こういうシーンを効果的に使われるのも、ざくろさんの凄いところです。

    ショッピングにて、上機嫌な亜加子が恐怖心を引き立てます。冷酷な人の機嫌が良いときの怖さってありますよね……。それが克明に描かれていて、その見事さが冷や汗ものです。

    今のところ、亜加子の充への仕打ちに思い遣りが一切感じられないのが、恐怖と共に少し不思議にも感じられます。世界が変わる前からこうだったのか、どうなんだろう、とか考えてしまいました。

    迫力満点で、文章レベルも高度なので、色々考えながら読めます。とても好きな小説です。次回も楽しみにしています。

    作者からの返信

    うおお!
    いつもいつもありがとうございます!
    恐怖や不快感を感じ取っていただいたうえ、臨場感までしっかり感じていただけるなんて……! 化け物の描写とかは特に力を入れているので嬉しいですね!

    亜加子は、充に対する思いやりがたしかに一切ないですよねえ。この小説の特徴かもしれません、女の子が容赦なさすぎるの……(笑)

    ありがとうございました!
    読んでいただけて、とても嬉しいです!