応援コメント

第三章 三」への応援コメント

  • 香澄から見える世界は、透から見える世界よりもさらに壮絶ですね。
    異質に生まれてしまったがために、苦しみの多い感覚で生きなくてはならない香澄。
    普通に近い感覚で生まれたがために、異質な家族から苦しみを受ける透。
    決して嚙み合うことのない関係に苦しめられる兄妹が切ないです。

    こんな状況でも香澄が憎しみをパワーにして立ち上がれるのは、澄空の存在が大きいのかもしれませんね。

    「異色家が四百年紡ぎ続けてきた計画」とか「裏切者の叔父」とかが出てきて、少しずつ真相に近づいているような、謎が深まったような気がします。
    透の中に眠る「あいつ」や、「不条理」が何者なのかも気になります。
    この物語、どこへ向かっていくのでしょう。
    続きも楽しみにしています。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    冷酷無比な存在である香澄の精神的な脆さを今回は表現しました。香澄にとっては、兄がすべてであり、彼との絆を確かめる拠り所が澄空なのかもしれません。

    これから、香澄がどう動くか、透たちがどうなっていくのか、ぜひ見守ってくれると嬉しいです!