第3話それぞれの特徴

 シャルルは、軍隊の士気を高めるため、軍の幹部達をハルトの町の飲み屋に連れていき、仲間意識を高めた。

「どうだ。皆、今回は、我々の勝利を信じ、乾杯をしようじゃないか。」

幹部達は「オー!!」と、言った。

あまりの大きな声に、慌てて、シャルルは、静かにするように促した。

その時、周りの目が、シャルル達の方に、集まった。

客の男性達は、訝しげに見たが、客の女性達の目は、違った。

真ん中のシャルルに目がいき、キラキラとした目で、シャルルを見た。それぞれ、女性のグループは、噂をした。

「あの方は、どなた?金色の美しいサラサラとした髪に、青い目、陶器のように白い肌。オーラが、放たれて、すぐに、あの方に、目がいったわ。なんと、美しい。」

一方、オレーヌは、すぐに、軍隊の訓練に入った。

藁を束ね、1人が、仰向けになった兵士の

腹に、それを落とし、それを交互にやらせ、日が暮れるまで、その訓練を続けさせた。

兵士達は、くたくたに、なった。

オレーヌは、幹部達を呼び出し、作戦会議を始めた。

オレーヌは、黒い髪を短髪にし、緑色の目には、野心が感じられ、浅黒い肌をしていた。

会議が終わると、仲間同士で、話すわけでもなく、1人で、軍隊から、離れた所で寝て、誰と関わるわけでもなかった。

兵士達は、噂をした。

「厳しすぎないか。あんな厳しいリーダーに、ついたことは、なかったぞ。それに我々と口も、交わさない。」

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シャルルとオレーヌどちらが国王となるか ナカムラ @nakamuramitsue

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