官立学校有用性の証明としての秀さん概念が、ものすごく痺れました。血統でも徒弟制度でもない、職人の世界から美術の世界に進む体現者の一人ですね。それをさらっと書いてるのがたまらないです。
ミオくんかわいい。
作者からの返信
秀さんは絵は好きでかじっていたようなので、まったくのゼロスタートではなかったとは思います。自分で狩野芳崖のところとか、あちこち習いにも行ったらしいですよ。
ただ周りにすごいのがいるので笑
徒弟制度スタートではないのは本当にすごい人だと思います。
廃物希釈からの文化財保護に動き出した明治の画学校としては、この人を入学させた功績を誇っていいよなあ、なんて思いながら書いてました。
ミオさんは年長者に可愛がられる人だったんでしょうね。
ここで自慢したい本心を抑えつつ、イキらないのが好感度高いですね。
まだまだ少年なのに人間ができてる!
作者からの返信
イキれなさそうですなあ。皆さんがっつり年上か、めっちゃ日本画描いてきた人なので笑
私なら:(´◦ω◦`):ガクブルですよ笑
熊野にゆやという読み方が(´⊙ω⊙`)
そして横山大観が菱田春草の先輩だったこととか、他にも、お恥ずかしながら知りませんでした……勉強になる小説!
作者からの返信
熊野とか狂言やってないと知らないですって。
下村観山さんちは元々そゆお家でした。馴染みがあったんでしょうね。
私も初知りが多くて楽しかったです。