編集済
曹操が合理主義者だったせいでオカルト嫌い、っていうのはメチャクチャよくわかるなあ。
たしか自分が死ぬ際にも「俺の死体は荒れ地に捨てろ、肥沃な土地は畑にできるから墓に使うのはもったいない。どうせ死んだらなんもわからんし」みたいな遺言のこしたんでしたっけ……(うろ覚え)。
※追記)
ちょっと気になって陳舜臣先生の『中国傑物伝』(中央公論社)を調べてみたんですが、どうやら「死ねば骨に痛痒はない、だから不食の地(耕作できない土地)に墓をつくり、金銀などを蔵してはならぬ(引用)」と言ったのは、曹操ではなく曹丕だったようですね。
うっかり親子であべこべに取り違えてしまいました(苦笑)。
作者からの返信
曹操の遺言は、「天下はまだ乱れているから古例に従う必要なし。埋葬が終わり次第すぐに喪を明けるべし。各地に駐屯する軍隊は持ち場を離れてはならぬ。官吏もいつも通りに仕事をやれ。我が遺体には平服をまとわせ、金銀や宝を副葬するべからず」みたいな感じですね。
合理主義の曹操ですが、心の底では霊魂の存在を恐れていたふしもあるので、この物語を長く続けられるのなら彼の心の揺れ動きも描写していきたいと思います(*^^*)
編集済
ジギョと呼ばれる魚に手がかりがありますね。江南の長江しか捕れない魚だったはず。
曹操、魚より肉が好き? 華北出身者は、魚を食べている印象が無いですね。
神の悪戯にしては、単調すぎるので、裏があるね。
作者からの返信
>江南の長江しか捕れない魚だったはず。
そう。江南といえば、つい最近登場したあの御方が……(*^^*)
古代中国人は鱠(魚の生肉)を食べていたらしいですが、まあ曹操たちよりも孫権たち呉の人のほうがたくさん食べているはずだし、魚が好きという人が多いかも知れませんね。
長江で獲れた魚を華北に輸送しても、たぶん腐っているか鮮度が落ちてるはずだし……。
次回、曹丕があれこれと推理を開始します!
ついに父子対決ですねえ!お待ちしておりました。
でも生臭そうな空間…。
作者からの返信
この小説の曹操と曹丕は、めっちゃ仲が悪いです(^_^;)
次回、生臭い空間の中で曹丕の推理(?)が冴え渡ります……たぶん!