マスゴミ・チート
龍玄
責任を取れと騒ぐ者ほど、責任を取らないのです。
第49回衆議院議員選挙。
マスゴミの自民党大敗洗脳は、賢い勇者の前では微力であることが証明された選挙戦だった。投票前に報じた旭新聞の与党有利は、投票に行かなくても自民党は勝てると自民党支持者を油断させるという自民票を奪う計画は崩壊した。
不思議が満載のテレビ局の選挙速報。
各局、当確の数字が異なり過ぎ、何一つ信じられない状況が謙虚になった。国民にみかじめ料を強要し徴収するNHKに至っては、野党第二党の議席に値する程の獲得議席数予想に幅を持たせたにも関わらず、異世界の読みを行っていた。
マスゴミが力を入れ、他局にマウントを取り「おらが一番」「おらおら、俺を信じろ、馬鹿な国民よ」を誇りたいための出口調査は、物の見事に的外れに終わった、「ざまぁ、ね~な」の声なき声が聞こえてきそうだ。
最終議席は、自民党261議席。立憲民主党(この度、立憲共産党となる)は、96議席だった。では、各局の予想を見てみよう。
自民党261議席獲得に対して、《NHK》は212~253。《フジ》230。《日テレ》238。《TBS》239。《テレ東》240。《テレ朝》243。
立憲民主党の獲得議席96議席に対して、《NHK》は99~141。《フジ》130。《TBS》115。《日テレ》114。《テレ東》113。《テレ東》110。
この数値の差は、そのまま国民が信じていないマスゴミの順位を表している。予想は、自民党・立憲(共産党)民主党に関しては、獲得議席をどこも予想できていないと言う異例の事態、いや、マスゴミは事実より自らの主張を垂れ流す巨大な拡声器であることを世に知らしめたに過ぎない。
残念なのは、マスゴミが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で「反省」の文字を文字検索から削除してしまったことだ。さらには、それが常習化し、既成路線となってしまっていることだ。マスゴミはマス(大量・集団)と付くが実際はほんの一部の者の偏った方針・考えが伝達されて発信されているのが現実だ。それにしても、その真実を歪めてみる姿勢が業界を席捲していることは決して見過ごすに値せず、国民は報道番組を見ない、新聞は取らない・買わないの行動を起こすべきであり、今回のようにろくに取材が出来ない愚かさをその番組を支援するスポンサーに向ける時期が訪れたことを知らしめるものとなった。
「完敗」
NHKを筆頭に誤った報道の発信者となる各メディアには「鉄槌」という厳しい手段を持っても、答えてやらなければ、国民は情報の詐欺師たちに食い物にされ、愚弄されるのみの奴隷民として生きることになる。
正義を正当な手段で早急に修正できない今、ちょうどドラマの「アバランチ」にあるような民衆の判断を直接活かせる手段を取るのは「苦肉の策」としてでも取り入れる必要がある。
誤ってはならないのは、「勝つためには手段を択ばず」では、諸刃の剣であることを知るべきだ。事実、今回の選挙戦で立憲民主党は浅はかな知恵で共産党と組み立憲共産党になったことで、反自民党の票を維新に奪われ、維新の躍進に繋げ、自らの党の議席を何の因果か、自民党と同じく15席ほど失うことになった。
立憲民主党は、自民党と闘った選挙区で辛うじて競り勝った所が多く見られたが、それは改革と言う耳障りの言い言葉と改革すべきものが自民党であっただけであり、改革を望む者もマスゴミに踊らされた金権政治に老害という忌み嫌う言葉に不用意に踊らされたに過ぎない。今回の選挙で、立憲民主党が改革の先導者にはなれないことを多くの国民は知った。
武漢ウイルスの影響から国民の行動範囲が閉塞し、ツイートや多種多様の情報取得の機会が増え、反対勢力に気を配らず、取り敢えず巨大勢力を抑えられるならという安易なアンチな理由で立憲民主党を選んでいた者たちが、奇人変人の候補者のオンパレードや彼らが何をしたかを知るようになる。
立憲民主党がやったことと言えば、ゴシップ雑誌でも取り上げるのに躊躇するようなもりかけ問題に桜の会、個人の失態の追及・あら捜し。何も知らない若い世代が求めているのは、大学に入学してもキャンパスライフも対面授業も受けられない、バイトもなくなり、学資・生活資金に困窮する問題なのに。コロナ禍の社会不安を政府のせいにしながら、困窮する国民を無視してあら捜しに躍起になる姿。中露軍が日本周辺を巡行し自衛隊が緊急発動しても取り上げることもなく、外国人の受入れや生活保護、外国勢力が動きやすくするための軍備縮小を謳い、夫婦別姓を隠れ蓑に在日の通称の公然化と戸籍制度の崩壊を企んでいる。
しがらみと言う怨念に縛られ、犯罪を犯した外国人を強制退去もできない現実が、いかに国民の安全な生活を脅かしているかもどこ吹く風と切り捨てる。
若い世代には、本当の「苦」が実感できない可能性がある。武漢ウイルスは日本政府のせいではない。しがらみで譲歩せざる得ない巨像の行為を諫めるのが野党の責務だ。その責務を果たさず揚げ足取りに邁進し、マスゴミもあたかも日本政府が蔓延させたように煽り立てる。失策はあっただろう。しかし、そのすべては後出しジャンケンだ。進む方向で悩むときにダメな理由を謳うだけで進む方向とそれに伴う術をしるさないで混乱を煽り立てるのは、有害で邪魔以外の存在にしかなり得ない。
武漢ウイルスの対応の遅れは、何故、起きるのか、を慎重に考え、体制の障害になる団体・利権に目を向けるべきであることを忘れてはいけない。武漢ウイルスが落ち着きを示す中、いち早く確実なワクチンの手配で功労者であるはずの菅前総理は、マスゴミによる国民の洗脳に屈し、辞任を余儀なくされた。
国民の馬鹿さ加減も顕になる。それは、立憲民主党を筆頭とする野党が票を得ていることにある。欧米諸国のように幼い時から政治に関わる重要性を学校で学ぶ必要がある。ディベートが理想だがそこまで行かなくても意見の事なりによる遺恨の残る対立を生まないように議論の方法の基礎を学び、行うことが急務だ。
今回、野党は、愚かな国民を目先の給付金で一票を得ようと必死だった。それになびく声は少なかったかも知れないが、野党からはそう見えたのは他ならない。
国政は、言うまでもなく国があってのことであり、安定していることが最重要だ。その安全が脅かされている今、好き嫌いではなく、対話が出来る体力をつけて臨まなければ、世界では話し合う事も出来ない。話し合いで解決と謳うものほど胡散臭い者はいない。話し合いで解決するためには、同じ土壌に乗せる必要があるのは、世界の常識であり、綺麗ごとではない。脅威とされる国が挙って核爆弾を持ちたがるのがその一例で在り、北朝鮮が大国アメリカと対話するのに必須のアイテムと考えるのも「溺れる者は藁をもつかむ」の心理の表れだ。間違いを正すにも核爆弾に匹敵する相手国への脅威を与えるツールを用意しなければ無策に似たりとなる。
マスゴミの国政の政党のマニフェストの取り上げ方も異常だ。優先順位は、国防であり、安全・安心・安定の上に経済・競争力があり、その土壌に苦しい中でも平穏な日常がある。この最大重要点を無視するかのように、夫婦別姓や武漢ウイルス対策の是非、困窮の問題を最大課題のように見せかける魔法を国民にマスゴミは施す。
優先順位の高いものには、時間と費用がかかる。困窮問題は制度の変革や強化を優先すればすぐにでも実行できる事柄だ。国としての優先順位は低くても、達成課題の順位は上位に来るのは容易に考えられる。
物事はピンポイントで見るのではなく、俯瞰で見ることが大切だ。ピンポイントは声を上げれば達成への道筋や実行に時間を要しないものが多い。マスゴミの報道の仕方は、学級会と国政を同じ並びに国民に思わせ翻弄させ、全体像を見えなくしている。何かを行うために経済力を付けながら、急務なものは得られるであろう見込み予算で補う。その駆け引きの具合で国は、良くも悪くにも動く。
直ぐに参議院議員選挙が来る。国民党や維新など野党として上を目指すのは、構わないが、他の野党のようにクレーマーか厄介者への投票を行う者に対しては、今一度、いろんな意見や考えに触れる機会を得て欲しいものだと願うものだ。
最後に不甲斐ない野党は、詐欺師・クレーマー集団だ。「責任を取れ」という者ほど「責任を取らない」。出口予想を全敗した報道関係者は、辞任・辞職・降格に値するが、それを判断する団体の責任者が、愚の骨頂では望めないことだ。
しかし、面白い話がある。今回の出口調査がちぐはぐさを見せたのは、マスゴミの調査を知っていて、嘘を教えた可能性が少なくないことだ。これは、国民がマスコミをからかう相手と見做し、楽しみ始めたのであればいい傾向だ。そうであれば、来たる参議院議員選挙が面白くなる。
マスゴミ・チート 龍玄 @amuro117ryugen
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