なっ、金もうけのうまい僧侶かと思いきや、良いことを言っている!
・・・と思いきや最後、もとに戻ってるじゃないか。ま、人間そんなもの。
作者からの返信
初めはお金に汚い坊主を考えていたのですが、主人公中心のストーリーにならなくなってしまうので業突く張りの和尚という設定はボツに。
運に恵まれない時、すべてに感謝の気持ちを。
どこかで読んだありがたい言葉。
今日一日はいい気分でいようと意気込んではみたものの、レジ袋3円で台無しに。
そんな事がありました。
応援コメントをありがとうございました。
3円のレジ袋でブチ切れ復活w
人を殺めようと決意するまで積もりに積もった鬱憤は、一度の座禅くらいじゃ祓えはしなかったみたいですね。
でも、和尚の言ったとおり、山本さんの心に種は撒かれたのだと思います。きっといつか、花は咲く。たぶん(笑)
次のエピローグで終わりですね。ヒイーッ! な物語、もっと読みたいなぁ……
作者からの返信
じつはこれは僕の実体験でもあります。
素晴らしい教えが腑に落ち、瞑想でいい感じになっても些細な出来事がきっかけで感情に振り回される。
その時その場ではわからなくても、かなり後になって気付くことは割とあります。
山本の心に撒かれた種、花開いて欲しいです。
山本の物語はこれで終わり。
あの山本広吉から名前を借りていたことはすっかり忘れてしまいました。
応援コメントをありがとうございました。
>『仏に逢うては仏を殺し、……始めて解脱を得ん』
自分の中にむくむくと膨らんでいつの間にか己を支配している存在を打ち消してみる、今一度、『自己』に立ち返ってみるのは大事なことですよね。
何かの影響を受けると、必ず偏りが生じますから。
そういえば、何にでもコストがかかるものなので、一昔前までレジ袋が無料だった方が不思議ですね。日本の飲食店で、水を無料で提供されるのと同じく。
とはいえ、憑かれたように殺る気をふくらませる山本さん。
どんな結末を迎えるのか楽しみです。
作者からの返信
現代はとってもストレスフルで余裕がありません。
しかし参禅体験コースなどに行かなくても、空を見上げて深呼吸したり、食べ物の美味しさに浸り切ったり、恋人とのオーガズムに身を解放したりすれば真理はすぐ側に、なんて思っています。
当たり前だと思っていたのが当たり前でなくなる象徴がレジ袋騒動なのかも。
飲食店でいつまでも水が運ばれなかったらイライラしてしまいそうです。
この物語の結末。
エピローグで幕を閉じます。
どうぞお楽しみに。
応援コメントをありがとうございました。
編集済
感謝、出来なかったかー……。3円で復活する憎しみと怒り……イエス様もビックリだぁ……。
でもレジ袋はできる限り使わない方がいいと思うー……。
>仏に逢うては仏を殺し
確か自分の築いてきたこと全てを手放せ、的な意味だった気がします。大切なことだけどかなり修行積まないと難しそう( ̄▽ ̄;)
で、最終話……最終話!?
作者からの返信
たかだか3円で元の木阿弥。
しかしよくあることだと思います。
ロンちゃんはレジ袋はいらない派だったんですね。
レジ袋は部屋のゴミ箱にかぶせたり、何かと使い勝手が良かったんです。
店でレジ袋を有料で払った怒りを小説にしました。
本当に難しいです。
本来は体で理解することのようです。
でもまずは頭で理解しないと納得しないのが現代人なのかも。
そうなんです、最終話なんです。
唐突すぎてごめんなさい。
応援コメントをありがとうございました。
>仏に逢うては仏を殺し、
中国のお坊さん、臨済の言葉でしたっけ。私も初めて聞いたときは「お坊さんが殺人を奨励している!?」とびっくりしましたが、真意は「人からの影響や教えを受けても鵜呑みにしないで、一度否定して自分で考えて昇華させないといけない」というもので、「自分自身の中の他人からの影響を殺しなさい」という意味だったと思います。
和尚さんの言うことは深いですね。苦しみも憎しみも自分がそうとらえているから感じてしまうもので、そういう自分を乗り越えないといけない。でもそういう理想をなかなか実行できないのもまた現実ですね。
なかなか成長できない山本に親近感を覚えます。
作者からの返信
禅の歴史とか名の有る禅僧のお話はぶっ飛んでいて大好きです。
>仏に逢うては仏を殺し
特に印象的な言葉です。
意味の解釈は色々あるけど、少なくとも憎い奴を殺してOKでないのは確かです。
ところで僕の近くにやたら大きなくしゃみをする人がいます。
非常に迷惑だし頭にきます。
なんで自分がこんな目に、とか、人の迷惑を考えられないのかな、とか。
しかし起きたのは大きいくしゃみという現象。
それに意味を付け加えて怒るのは自分、自我。
そうか、そういうことか、と悟った気分、
しかし「はあっくしょおおん!」なんてまたやられると、悟ったことは忘れて頭にくるのです。
山本はすなわち僕なのです。
応援コメントをありがとうございました。
はじめまして。
本当に最後のレジ袋のとおりだと思います。
人間、ほんのわずかなきっかけで突然豹変してしまいますよね。
こうならないよう自戒のうえにも自戒しないとなあと思います。
作者からの返信
水無月 氷泉さま、はじめまして。
最後までお読みくださりありがとうございます。
レジ袋の有料化、当時は腹が立ってしょうがなかったです。
その時の怒り、作品に出してしまいました。
和尚の有り難い説法も台無しですが、怒りという感情は感情の中でも特に強いので厄介です。
流石に最近はレジ袋の有料に対して慣れては来たました。
ともあれ、応援コメントをありがとうございました。