《怪異》の事件を解決する、
図書準備室の奥にいるという『七不思議』の名探偵、白銀ミサキ。
そこを訪れた春日ハルトは、
そんなミサキとともに《怪異》事件に挑んでいくことになる。
だが白銀ミサキは美人の生徒会長という表の顔とは裏腹に、
態度はデカくてノリは軽い、しかもうざ絡みをしてくる、
わりと最悪な存在だった。
そんなミサキとハルトはやいのやいの悪口を叩き合いながら
《怪異》事件を解決していくが、その裏にはそれぞれまったく別の思惑がある。
次第に明かされていく過去と現在。
ハルトの姉の死とミサキの関係。
事件と同時に様々な人物の秘密と思惑が蠢き、
やがてそこにある【きさらぎ】の正体へと迫る。
謎が謎に絡みついた真相にハルトはたどり着けるのか。
そしてハルトとミサキ先輩の関係はどうなる?