花言葉 コデマリ(4月24日)

 今朝は曇り空で、ぐんっと気温が下がったような気がします。

 次女の高校は5月早々に体育祭があるようで、今から準備に大忙しです。応援うちわを作ったり、メガホンを作ったり。さらに、応援合戦の早朝練習だそうですよ。

 文句を言いながら、朝6時過ぎに家を出ていきました。いつもより早起きしてお弁当を作る母も、少し眠くて文句を言いたくなりますが、ぐっと堪えて送り出しました。

 青春は大変ですね。


 4月24日の誕生花は『コデマリ』です。4~5月に白い小花を咲かせる低木ですね。垂れる枝に、その名を現すような手毬を思わせる小花の塊が、いくつも集まっています。

 少し紫陽花ににも似ているんですが、バラ科の植物になります。また、オオデマリという花もありますが、そちらはレンプクソウ科になりますので、仲間じゃないんですよね。


 『コデマリ』の花言葉は『友情』『』『』です。小花の集まる花姿がそのまま表現されたものだと思われますね。


 このコデマリ、古くから日本で愛されてきたようです。元々、中国原産なんですが帰化植物となって、江戸時代には切り花として人気だったそうですよ。

 垂れる枝振りが素敵ですし、生け花の表情を華やかにするのにも良さそうですよね。

 比較的、丈夫な低木です手入れも楽だそうです。枝を落とすことで、翌年には美しい花を新しい枝に咲かせますから、庭木としても好まれるんでしょうね。


 ただ、ぎゅうぎゅうに小花が集まることで、風通しが悪くなると、虫がついたり病気になることもあるそうです。

 そのため、花が美しいときに枝を落として、切り花として楽しんであげると良いそうですよ。さらに、花期が過ぎた6月頃に剪定をするのがベストだとか。


 春先、新しい環境になって、右も左も分からないとか、新しい友人を作ったり環境を整えたりとか、何かと大変ですよね。

 もう少ししたら、少し、周辺も見えるようになったり、集まっていた友人の中に気を許せる人が見つかったりすると思います。

 なんだか、コデマリの花がぎゅうぎゅうになっていた所から、来年を思って剪定された姿に、新生活に追われる人が重なるような気がしますね。


 もうすぐゴールデンウィークですね。

 花に目を向ける余裕も、少し、出てくる時期かもしれませんね。

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