花言葉 ニリンソウ(3月7日)

 春らしい朗らかな日差しを感じつつ、テレビの前でのんびりお茶を啜っています。

 今日はH3ロケットの打ち上げ予定なんですね。先日、打ち上げが中止になって残念に思いましたが、今回は成功してほしいですね。


 さて、3月7日の花言葉は『ニリンソウ』から『友情』『協力』『ずっと離れない』です。

 名前も花言葉も、一つの茎から一輪の花茎が伸びて花を咲かせることが由来だそうです。でも、稀に一輪や三輪のものもあるそうですね。


 調べてみると、キンポウゲ科属なんです。二度見しちゃいましたね。ニリンじゃなくて、イチリンなんだ……これは登録時の勘違いと?思ってしまいそうですが、イチリンソウという植物もあるんですよね。その仲間というわけです。

 ちなみに、という植物も同属にあります。この三つは見た目も似ているんですよ。


 ややこしい!と思わず突っ込みをいれたくなりますよね。


 三つの花の違いについて話したいと思います。

 まずイチリンソウは名前の通り、一つの花を咲かせます。ニリンソウ、サンリンソウと比べると花の大きさが異なるので、明らかに違うと分かります。

 実は、イチリンソウ属はアネモネの仲間です。そう言われたら、イチリンソウは野生のアネモネにも見えるかもしれせん。


 問題は、ニリンソウとサンリンソウです。

 どちらも一つから四つの花を咲かせますし、花のサイズもとても似ています。分かりにくいこと、この上ない!

 見分けのポイントは、葉の付き方だそうです。

 茎から直接葉が出るのがニリンソウで、葉柄(細い茎のような部分で茎と繋がっている)があるのがサンリンソウだそうです。

 確かに、見比べると葉の付き方に違いがありますね。また、ニリンソウの葉には小さな白い斑模様があるのもポイントですね。


 さてさて、この花言葉エッセイを愛読くださっている方は“キンポウゲ”の文字を見て、毒草だな!と思ったことでしょう。

 半分、正解ですね。


 イチリンソウとサンリンソウは毒草です。

 でも、ニリンソウは食べられる野草なんですよ。毒性はあるんですが、加熱をすることで食べられるそうです。某アイヌ系マンガにも食べるお話があるそうですね。

 ただし、このニリンソウの葉はトリカブトとそっくりなんです。採取する場合は、間違えないように気を付けてください。

 そう言えば、トリカブトもキンポウゲ科でしたね。トリカブト属ですけどね。



 


 

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