花言葉 レンギョウ(2月12日)
曇り空だった朝ですが、やっと日差しが差し込むようになったお昼前。更新予定まで1時間半を切っていると気付いて、青くなっています。寝坊をしたのを今更ながらに後悔しています。
春が近づくと、眠気を感じることが増えます。環境の変化に、気候も気圧も変わることで体に負担がかかっているのでしょうか。
今朝は本当に眠くて困りました。
さて、春の訪れを伝える花には黄色が多いと、以前に書いたと思います。
2月12日の花『レンギョウ』も、黄色く可憐な花を枝いっぱいにつけて、春を告げてくれる低木です。咲く時期は3月、4月でしょうか。もう少し先ですね。
レンギョウの名は、江戸時代に中国から渡来した植物なんですけど、オトギリソウ科のトモエソウの漢名「連翹」と間違えてつけたらしいです。本来、中国でのレンギョウの名前は「黄寿丹」と言うそうですよ。
江戸時代はたくさんの植物が国外から入ってきたので、こういった誤用は、他にもありそうですよね。通訳の方も、大変だったと思いますね。
レンギョウは江戸の町でも、よほど人気だったのか、花をデザインした家紋があるんですよ。
黄色い小花を中央に三つあしらい、蔦をデザインしているのですが、花と蔦をモチーフにしているためか、少し洋風の印象もありお洒落ですね。
流行りや海外を意識して、新たに作られたものなのかもしれません。
当時、多くの庶民は苗字を名乗ることを禁止されていましたが、家紋を持つことは禁止されていなかったですからね。さらに空前の園芸ブームに、海外から入ってきた真新しい花ときたら、他とは違う家紋を作ろうと思い立ったとしても、おかしくないと思うんですよ。
この連翹紋がどの家柄で使われていたか、いつ誰が作ったか等の調べが足りないので、かなり、妄想が入っているのは百も承知です。それでも、もしかすると園芸が他の文化にも影響を与えていたのかもしれない!と考えると、花の持つ力の凄さを感じますね。
さて、そんな『レンギョウ』の花言葉は『期待』『希望』『集中力』です。
細い枝にたくさんの小花を咲かせる姿が、春の訪れに期待と希望を抱かせたのでしょう。集中力は、まさにぎゅっと集まる花姿を表しているのだと思います。
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