花言葉 シネラリア

 寒い早朝、テレビをつけたらW杯スペイン戦が繰り広げられていました。丁度、逆転ゴールをしたあとで、一気に目が覚めました。

 日頃、サッカー観戦をすることもなく、特にどこのチームが好きだとかもないのですが、世界の舞台で戦う姿を見ることが出来るのは感動ですね。

 決勝進出おめでとうございます。


 さて、12月2日の誕生花は『シネラリア』です。

 花言葉は、日本の快勝にふさわしい『いつも快活』『喜び』です。

 暑さに弱く、寒い冬から春にかけて開花する花です。寒い時期に花を咲かせることから、喜びの花言葉がついたのでしょう。


 シ(死)ネラリアと不吉なイメージがあると言われ、サイネリアとして流通している場合もあるそうです。

 大きな葉はフキのようで、花が株を覆い隠すように桜のようにこんもりと咲くことから、古くは冨貴桜フキザクラと呼ばれることもあったそうですよ。


 赤、ピンク、青、紫、白と、花色も多彩で、冬場は様々な場所に彩りを添えてくれます。名前を知らなくても、一度は、見たことあると思いますよ。

 鉢植えが特に映えるので、学校の教室や卒業式の壇上を飾る鉢植えにもよく使われますね。


 シネラリアは、明治時代に渡来したキク科の植物で、ペリカルリス属の花だそうです。シネラリアの文字は学名にないのですが、どこからきたのでしょうか。

 調べてみたところ、どうやらラテン語のcinerarius灰のからついたようです。葉にうっすらと灰白色の綿毛があるのですが、それが由来のようですね。


 冬に花を咲かせてくれるとは言っても、霜には弱いそうです。鉢植えとして、日の当たる窓辺で育ててあげるのが良さそうですね。

 枯れた花芽を丁寧に摘んであげれば、また新しい花芽がついて、冬の間、楽しませてくれます。まさに、花言葉の『いつも快活』な気分をくれそうな花ですね。

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