執筆日和～言葉の花束 届けます～

12月

花言葉 ドラセナ

　東北の寒さと比べれば、まだ暖かい……と言いきれない、底冷えの朝から始まった12月初日です。

　今にも雨が降りそうな空の下、足早に病院に向かってリハビリと注射を受けてきました。これで、しばらくは肩も楽になるんですけどね。注射なしじゃ生活できない身体になるのかしら？

　とか言うと、ヤバい人のように聞こえますね。ただの痛み止ですから、ご安心ください。

　パラパラと小雨も降り始め、より寒さが増し、耳も冷たくなって帰宅しました。温かいミルクティーを頂きながら、花言葉を調べようかと思います。

　12月1日の誕生花は『ドラセナ』です。

　とても丈夫で気軽に栽培が出来るため、様々な場所で観葉植物として活躍しています。オフィスや飲食店、病院などの施設でも見かけますし、その大きさも様々です。

　小さなものでしたら百均でも手軽に買えるので、始めて育てる観葉植物に向いているかもしれませんね。

　ドラセナと言っても、種類が豊富です。

　画像検索でドラセナ/種類と調べていただくと分かりますが、色も形も様々で、葉に特徴があるものが多いです。

　意外なのは、ミリオンバンブーと呼ばれる、竹に似た観葉植物も、ドラセナの仲間なんですよね。

　ドラセナの代表と言えるのはドラセナ・フラグランス、あるいはドラセナ・マッサンゲアナだと思います。花屋さんや園芸店で「幸福の木」と札がついていることが多いですね。

　ハワイで古くから、幸運の象徴として用いられてきたことに由来して、幸福の木と呼ばれているそうですよ。

　そんな『ドラセナ』の花言葉は『幸福』です。まさに、ですね。

　開花時期は春になるんですが、元々、熱帯アフリカの植物ということもあり、日本の気温では花芽がつくのは珍しいようです。

　数年に一度咲くのを見られたらラッキーぐらいの意識で長いこと育てれば、もしかしたら可愛らしい花が咲くのを見ることが出来るかもしれません。

　この花、とても香りが良いそうで、そこからフラグランスの名がついたそうです。ちなみに和名は「匂い千年木」となったようです。幸運にも花が咲いたら、ぜひ香りを楽しんでみたいですね。