花言葉 スターチス

 数週間前の秋晴れは、うっすらと汗をかくような気温でしたが、今日の風は冷たく感じ、季節の移り変わりを感じますね。でも、コートを出すには早い気がして、ニットのワンピースにストールという服装で外を歩いたら、日陰はちょっと寒かったです。なかなか、服装に悩む時期ですね。

 カイロを大量購入して冬に備えるのも良いのかも、とか、ちょっと思いました。


 冷たい風に吹かれると、まもなく訪れる冬のことを考えますが、秋は春に咲く花の種を撒く時期でもあります。春を思って冬を越えるのも、なかなか風情を感じますよね。実際、越冬の管理は大変なんでしょうが、それを越えて咲いた花を見た時、より感動を味わえるのかもしれません。


 11月17日の誕生花『スターチス』も春に咲く花で、秋に種を撒きます。11月から冬は霜に気を付けたり、寒い地方ではポット苗として室内で管理したりと、やはり、冬のお世話が必要そうです。

 花色は白、赤、紫、青、ピンク、黄色と多彩です。鮮やかな色はガクなんですよね。ちょっとカサカサとしていてドライフラワーのようで、実際、ドライフラワーにする人も多いみたいです。


 私も、20年くらい前に大量にいただいたスターチスをドライフラワーにしたことがあります。でも、乾いてくるとあの花に見えるガクが、はらはらと落ちてしまって、上手く乾燥させられなかったんですよね。

 落ちてしまうのは仕方ないみたいですが、当時、それが少しもったいないなって思いました。


 『スターチス』の花言葉は『変わらぬ心』『途絶えぬ記憶』です。これは、ドライフラワーにしても花色が退色しにくいことが由来のようですね。


 花色によっての花言葉もあるそうです。


 白  ……変わらぬ心

 赤  ……情熱

 紫  ……しとやか/上品

 青  ……知識

 ピンク……永久不変

 黄色 ……愛の喜び/誠実


 それぞれの色の印象からついたのだと思われます。

 花持ちも長く、他の花との相性も良いので、贈り物としても良いんですよね。メインの花を引き立てつつ、気持ちを添える花として花束にするのも素敵だと思います。

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