花言葉 クローバー

 寒さが厳しくなるなか、花を見かけると嬉しくなります。こんなに寒いのに健気だなとか、強いなとか、ついつい部屋に籠りがちな自分と比べたりもするんですけどね。


 11月16日の誕生花は『クローバー』です。春に咲く白い花と四つ葉を思い浮かべると思いますが、秋にも咲くこともあり、寒さが厳しくなければ葉が枯れずに越冬することもあるそうです。


 日本でよく見かけるクローバーは、シロツメクサです。クローバーと言うのは、マメ科シャジクソウ属の植物の総称で、調べてみると色々な仲間があります。

 シロツメクサ以外で日本でよく見るのは、色違いのアカツメクサでしょうか。どちらも、葉に白い線が模様になっているのも特徴的ですよね。

 そんな特徴的な葉の枚数は三つ。この葉が四つになると幸運のクローバーになることは、有名ですよね。ある文献では葉の数が2~18枚と報告されてるそうですが、私は八つまでしか見てません。18枚って、どんな状態なんでしょうね。


 そんな『クローバー』の花言葉は『私を思って』『幸運』『約束』です。

 三つ葉のクローバーは、一本の茎に3枚の葉が生えている姿から、キリスト教で古くから三位一体「父なる神・子なる神・聖霊」と結びつけ、希望や愛情の象徴とされたそうです。四つ葉のクローバーはその中でも稀に見ることから、幸運の象徴となったのでしょう。


 クローバーの葉が実際何枚まであるかは分かりませんが、花言葉は、1~10枚まで存在するようです。


 一つ葉……困難に打ち勝つ/始まり/開拓/初恋

 二つ葉……素敵な出会い/平和/調和

 三つ葉……愛/希望/信頼

 四つ葉……幸運/私のものになって

 五つ葉……財産

 六つ葉……名誉

 七つ葉……無限の幸福

 八つ葉……家内安全/子孫繁栄

 九つ葉……神の運

 十葉 ……完成/成就


 三つ葉のクローバーはどこでも見かけられますが、十分素敵な言葉ですよね。

 こんなに愛や希望に溢れる花言葉が並んでいますが、一つ不穏な言葉もあるんですよ。それは「復讐」です。

 どうやら、花言葉の「私を思って」「約束」したことが裏切られた場合、愛が憎しみに変わると解釈されたようです。

 可愛さ余って憎さ百倍とも言いますが、出来れば、平和な心でクローバーを眺めたいですね。

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