花言葉 レモン

 朝から日差したっぷりの土曜日でしたね。

 街路樹も赤や黄色に染まり、国道は行楽地に向かう車で渋滞していました。これを読んでくださってる皆様も、秋を堪能したのでしょうか。

 私は……仕事でした。車の中から、リュックを背負って歩いている親子を見かけ、ちょっと羨ましい気持ちになりました。

 仕事はお昼過ぎには終わったので、日が傾いた今、これを書いています。


 さて、秋の花言葉には、実の印象が強いものを見ることが出来ます。例えばブドウやアケビ、栗です。花は春に咲くけど思い浮かばない、見たことがないことが多いものもあるでしょう。


 11月12日の誕生花『レモン』も、春に花を咲かせて秋から実を収穫します。日本では冬が時期だと言われますが、11月から春頃まで収穫できるそうですよ。

 ちなみに、日本で消費される海外産のレモンは9割が、アメリカ産とチリ産だそうです。


 私は皮まで食べるのが好きなので、国内産を買って冷凍保存しています。綺麗に洗って、輪切りにしたものをラップに並べてくっつかないようにし、冷凍庫で凍らせます。

 輪切りにしておくと、水やお湯、紅茶に浮かべて頂いたり、料理では鮭のホイル焼きにのせるのに便利です。夏にはそのままポリポリ食べるのも美味しくて、すぐなくなっちゃいます。


 そんな『レモン』の花言葉は『誠実な愛』『思慮分別』です。

 寒さに弱いレモンですが、温暖で雨風が少ない地域では比較的丈夫で育てやすいそうです。一株にたくさんの実をつけ、その実は様々な場面で利用されます。そのため、多方面で愛用されてきたことから、花言葉に含まれる誠実さや思慮深さに繋がったのかもしれませんね。

 また「初恋はレモンの味」とも言いますよね。

 甘酸っぱさや、少しの苦味。思慮分別が出来る大人になるには、レモンの香りがする思春期を越えなければならない。そんな意味が込められているような気もしました。


 余談になりますが、世界のレモン生産量は1位インド、2位メキシコ、3位中国で4割を占めているそうです。レモンのイメージがあるシチリア(イタリア)は10位だそうですよ。

 インドが1位と言うのも驚きですが、イタリアが10位というのも意外ですね。

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