花言葉 カラスウリ

 今朝、久々に酷い頭痛に襲われました。それこそ、一ヶ月以上なかったので、本当にしんどかったです。部屋の気温が上がってきて楽になってきたので、身体が冷えていたのが原因でしょうか。昨夜、凄く寒くて小さい湯タンポを抱えてたのですが、朝まではもたなかったのでしょう。

 冷えは万病のもととは、よく言ったものですね。


 風が冷たくなりつつありますが、まだまだお散歩には良い空気ですね。ちょっと日が傾くと冷たい風が身に染みそうですが、午前中に歩くのは気持ちいいです。


 歩いていると、公園や民家のフェンスに絡まる蔦があちこちで実をつけているのを見かけるようになりました。よく目につくのが、ヘクソカズラです。茶色の実も蔦も秋らしい風景なのですが……これ、来年も咲くのかと思うと苦笑いが出てしまいます。

 なぜって、9月9日のエッセイでも書いていますかが、ヘクソカズラの匂いを思うとね。


 11月11日の誕生花『カラスウリ』はヘクソカズラと違い、強烈な匂いはないですよね。と言っても、私は花を見たことがないんです。実はあるんですけど。

 開花するのは夜なのもあって、気づいた時には咲き終わってます。自宅で栽培しない限り、見られないと思います。開花時期は夏なので、懐中電灯片手に見に行っても良いのですが、よそ様のお庭を覗くわけにもいきませんからね。


 咲き終わり、秋にはいると小さなスイカのような実をつけます。それは次第に熟し、晩秋には真っ赤に染まるんですよ。色の変化も面白いし、可愛らしいサイズなので庭先のフェンスを飾るのにも良さそうです。

 どうやら食べられるらしいんですけど、生だと苦味が凄いらしです。その為、はちみつ漬けやシロップ漬け、あるいは塩漬けにすることがあるとか。一説によれば鳥すら食べないとも言われるんですけどね。


 そんな『カラスウリ』の花言葉は『よき便り』『誠実』『男ぎらい』です。

 カラスウリの種がちょっと変わった形をしているんですよ。結び文(昔、畳んだ文を結んで、簡易な封をした書状)に、種の形が似ていることから、よき便りという言葉がついたようです。誠実も、文を送ることに対してのイメージかもしれませんね。

 男ぎらいは、どうやら、夜にひっそり咲くことからついたようですね。

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