花言葉 ラークスパー

 昨日の暑さと打って変わり、今朝は雨降りでじめっとしています。暑いのは嫌だけど、この夏らしくない天気も気分が晴れませんね。

 つくづく、ワガママだなって思いますが、やっぱり青空の方が好きです。


 もうすぐ七月も終わりですね。来月は、ツバメたちの巣立ちの時期でしょうか。

 我が家にツバメの巣はないのですがね。ご近所や近くの商店で見かけます。軒先で親鳥をまつ小さな雛を見ると微笑ましく思いますよね。


 そんなツバメの名前がついた花があります。

 飛燕草ひえんそうって言うんですが、これが本日7月26日の花『ラークスパー』になります。


 英語では Larkspur と綴ります。Lark's spurヒバリの蹴爪という意味だそうで、花の後ろにぴょこっと飛び出している部分(きょ)が、鳥の蹴爪けづめに似ていることに由来しているそうです。

 確かに、スミレの距と比べると細長くて、ちょっと跳ねてる感じが、鳥の蹴爪を思わせますね。


『ラークスパー』は飛燕草とは別に、千鳥草ちどりそうという和名があります。

 和名に小鳥の名が入っているのは、花姿も鳥が羽ばたいているように見えるからでしょうね。


 この『ラークスパー』を写真で見た時、別の名前だった気がしたんです。何だったか思い出せず、同じキンポウゲ科にあるだろうと考え、探したところ……見つけました!

 デルフィニウムです。和名は大飛燕草というくらい、『ラークスパー』にそっくりです。


 この二つは、色も似たり寄ったりですね。花姿だけでは、どっちがどっちか判別が難しいんじゃないかしら。

 あえて違いを探すなら、葉っぱかな。

 『ラークスパー』の葉っぱは、もしゃもしゃしていて、コスモスの葉に似ているんです。デルフィニウムの葉は少し大きいです。


 どちらも一本立ちの茎に、たくさんの花をつけて華やかな姿なので、生け花でも活躍しそうですね。


 そんな『ラークスパー』の花言葉は『陽気』『快活』です。

 名前に小鳥の名が入ってますからね。小鳥が鳴いて空高く羽ばたく姿を想像してつけられたのでしょうね。

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