花言葉 ハナトラノオ

 トラノオという名がつく花は、いくつもあります。野山によく見られるのはオカトラノオ、ヌマトラノオ、イヌヌマトラノオ、ノジトラノオ等です。これらはサクラソウ科の植物になります。

 なんだか、名前を並べているとトラノオトラトラ魔法の言葉に見えてきますし、目がちかちかしますね。


 ちょっと調べただけでも、15件以上、トラノオとつく植物が出てきました。中には海草の仲間のウミトラノオや、日本固有種のハマトラノオなんていうのもありました。


 トラノオの多くは、小花が集まった穂先がふさふさしていて、少しものが多いですね。その見た目が、虎のしっぽを連想させて名前となったなでしょう。虎にしては可愛すぎですけどね。

 中には、しっぽにしては小さい集合体もありました。科が違うのでしょうかね。


 7月27日の花言葉である『ハナトラノオ』も、オカトラノオやヌマトラノオと異なり、シソ科の植物になります。

 シソ科なだけあって、シソの花に似ていますね。

 すっと立った茎が四角く、角があるため『カクトラノオ』とも呼ばれるそうです。


 花は下の方から順に開花します。そこから花言葉は『望みの成就』『達成』『希望』とついたそうです。


 なお、オカトラノオやヌマトラノオにも花言葉があります。

 オカトラノオは『忠実』『貞操』、ヌマトラノオは『平静』『思いがけない』といわれます。

 同じトラノオとつく花ですが、ずいぶんと意味合いが変わってきますよね。



 トラノオの名がつく植物は繁殖力があって、お庭での栽培も手軽みたいですね。

 ハナトラノオは地下茎を伸ばして広がるタイプで、鉢植えより日当たりのよい庭植えがいいそうです。でも、地下茎があっという間に広がったら、他の花を植える場所がなくなっちゃいそうですね。

 その繁殖の勢いも、虎みたい?


 お花はピンクで可愛らしいですし、群生して風に揺れる花姿は、なかなか素敵だと思います。

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