執筆日和～言葉の花束 届けます～

花言葉 トルコキキョウ

　トルコキキョウの花束って、とても豪華で特別な感じがするのは、私だけでしょうか。八重咲きのものは、バラと見間違えるほど華やかで素敵ですよね。

　実は私、真っ白なトルコキキョウで作ったブライダルブーケに憧れがあります。うす緑色の花と組み合わせるのも素敵ですよね。

　挙式をあげてないので、憧れがより強いのかもしれませんが、もしも、小説で結婚式ー書くなら、トルコキキョウのブーケを持たせたいです。

　そんなトルコキキョウですが、花の名前にトルコとあることから、原産国はトルコだと思われがちだそうです。私も、見事にそう思ってました。

　でも、それは誤りで、原産は北アメリカだそうですよ。

　つぼみの形がトルコ人のターバンに似ているから、とか。花びらの青色がトルコ石を思わせるから、とか。諸説あるようですが、トルコを思わせる花だということに由来して、日本ではそう呼ばれるようになったようですね。

　ちなみに、トルコキキョウの種類は300種といわれています。そのほとんとは日本で品種改良されたものだそうです。欧米でも人気が高いものが多いそうですし、日本の花農家さんの技術は凄いですね。

　おまじないは残念なことに見つかりませんでした。でも、様々な色があることから、色によって異なる花言葉を探してきました。エピソードに合わせて飾ったり、贈るのも良さそうですね。

　まず『トルコキキョウ』の全般の花言葉は『優美』『すがすがしい美しさ』。その花姿を称賛した言葉ですね。

　そして、色別の花言葉は──

『白』思いやり・永遠の愛

『紫』希望

『青』あなたを思う

『緑』よい語らい

『ピンク』優美

『黄色・オレンジ』毅然とした態度

　白いトルコキキョウがブライダルブーケに使われるのも、この花言葉を見れば納得です。それに、黄色の花には悲しい言葉が多いのに、トルコキキョウはそうでないのも嬉しいですね。

　花束を贈るのに悩んだとき、とりあえずトルコキキョウでと覚えておくと、良いかもしれませんね。