執筆日和～言葉の花束 届けます～

花言葉 アガパンサス

　近所を歩いていると、この時期、特に目にする花があります。赤やピンクなどの華やかな色合いのものが多い中、薄青紫の綺麗な花を広げる背の高い植物です。

　育てやすい花なのでしょう。庭先や鉢植えをよく見かけます。

　それが本日6月29日の花『アガパンサス』です。

　白いものもあり、そちらの名前はイナペルツスといいうそうですよ。

　つい先日、どこかで見たことある気がするし、何かに似ているだよなと思って眺めていたんですよ。だけど、どことも何とも言えず、もやもやと引っ掛かっていました。

　毎年見かけるからそう錯覚しているだけかも。なんだか納得できずでしたが、そういうことにしておいたんです。

　でも今日、ハッキリしました！

　この『アガパンサス』は彼岸花の仲間なんです。

　彼岸花の時期は秋ですよね。スッと立った茎の先に真っ赤な花が集まっている姿が印象的で、その名前の力もあり、創作にもよく出てくる花です。

　彼岸花はつんつんっとした雄しべも印象的ですよね。

　『アガパンサス』の雄しべは彼岸花のように長くはないので、ぱっとは思い浮かばなかったようです。でも、あのスッと立って花を咲かせている姿は、確かに彼岸花と似ています。

　そんな『アガパンサス』の花言葉は『恋の訪れ』『ラブレター』『知的な装い』です。

　この名前にあるアガは、お気づきの方もいると思いますが、愛（アガペー）からきています。

　つまり、『アガパンサス』は愛の花なんです。

　調べてみたところ、おまじないは見当たらなかったのです。残念ですね。

　でも、せっかくの花言葉ですし、恋人に思いを寄せた手紙と一緒に『アガパンサ』の花束を贈るのも、ロマンチックで良いかもしれせんね。