花言葉 クチナシ
今年は梅雨らしい梅雨が短かったですね。
しとしとと降る雨に濡れた紫陽花に、しっとりとした空気に混ざる甘いクチナシの香り。それが、この時期のちょっとした楽しみなのですが……
気がつけば、今年はクチナシもいつの間にか散っていました。
あまりにも早く暑さがきて、散歩を怠ったせいでしょう。
そんな『クチナシ』の花言葉にも、ロマンチックなものがあります。
アメリカでダンスに誘うときにクチナシを贈った習慣があったそうです。
胸元にさしたクチナシの花を差し出し、一曲踊りをと願う。なんとも絵になりますよね。
このダンスに誘う習慣に使われたことから、『とても幸せです』という花言葉が生まれたようです。そして、その甘い香りが風に乗って届くことから『喜びを運ぶ』とも言われています。
ロマンチックがぎっしりです!
最近では、八重咲きのクチナシもありますし、コサージュにするととても華やかになると思います。
胸飾りや髪飾りにも使われ、その芳香とともに優雅なときを過ごす演出に、ぴったりの花ではないでしょうか。
この『クチナシ』、学名は『ガーデニア』と言いますが、昔からおまじないにもよく使われたそうです。
その花には
クチナシの実は
日本では、古来から着色料としても有名ですよね、栗きんとんの黄色は、クチナシの実から作られた天然の着色料でつけるのが有名ですね。
じつはこの実、発酵させると青い着色料になるそうです!
真っ白な花の実から、黄色に青色にと他の色が作られるのもまた、魔法みたいですね。
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