応援コメント

禎氏の庭」への応援コメント

  • 義翼は立派な皇帝になれるとも……!
    松柏といい義翼といい、この家系は立派な人が生まれますね……いや教育がいいのか。
    こうして親の帝王学が子供に受け継がれているのを見ると世襲制も一概に否定できるものではないなと思うことがあります。
    一応前近代に比べれば教育制度が整っているはずの現代では親が施政者じゃなくても子が施政者になれるシステムがあるので別ですが、これくらいの時代だと帝室の乱れがダイレクトに世に反映されるというの、こういう教育の面もあるのかな、と思います。
    だからこそ義翼は悩んでいるのかもしれませんけど……!
    世襲制も直系じゃなきゃいけないわけじゃないんだよ。って、汎砂は言っているんだと思います、たぶん。

    なんだか散らかった感想ですみません……!

    いやー、それにしても洗い髪の稀梢くんセクシーですね。そしてそれを見せても平気なのは汎砂だけというのがまた信頼関係を感じられます。たまに異世界ファンタジーのお姫様の設定で「着替えで手伝いの人に裸を見られるのは慣れているはずだったのに恋人に見られるのは恥ずかしい」というのを見かけますが、稀梢くんもそれだったのか。お姫様だったのか……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    このあたりの時代(近世くらいまで?)は、政治は世襲でやるのが一番、「経済的」だったんだと思います。古代ローマの共和制とか、古代ギリシャの民主制とかもありますけど、一長一短ありますし。

    義翼くんは小さいときから「求められる型」に嵌まって生きてきて、それを自分の使命だと思ってるので、型にはまれない自分がかなりつらかったんでしょう……でも、そうじゃないんですよ、最後の最後は自分で決断できる余地がどこかにあるんですよ、型どおり生きても上手くいかないときは行かないものです、と汎砂は説得してるわけです。
    わりとセクシャルな話をしているにもかかわらず、訓話など、色気のない話に終始してるところが、彼ららしい……(読者の見ているまえでは指一本触れてないのもポイントです)

    稀梢くんは天然癒やし系で、一生懸命大人になろうとしてる義翼君とは対照的に、永遠の十九才なのでした。
    この時代、夫婦間でも結っていない髪は見せないことが多いとは言え、毛先を整えるために髪を切ったり、洗い髪を見せたりするのは夫婦や親しい友人だけだったはずなので、「あなたにだけはこういう姿を見せても構わない」って、こう、ふとした言動で相手の懐に飛び込んでくるのが、ほんとに彼らしいと思います。

    結論、汎砂、モテモテですね……という話でした……