✕✕✕しよ?

①(人物紹介あり)


⚠️短編作品『…シようよ☆』の続編

↓前作はこちら

https://kakuyomu.jp/works/16816700428336440846/episodes/16817139554887838174


作品傾向

・弟(攻)視点

・微エロ?

・微浮気?


〈登場人物〉


◆弟'sカプ

晴二せいじ 中3 176㎝ 59㎏

☆黒髪ツンツン、野生児でヤンチャ系。

ガキっぽいが結構モテる。


春流はる 中3 157㎝ 42㎏

☆ふわサラ長めヘア、ぱっちり二重の美少年。

無自覚な淫乱体質。男子にモテモテ。



◆兄'sカプ

陽一よういち 高2 184㎝ 78㎏

☆黒髪固め、ガッチリ体系で見た目ストイックなクールガイ。中身は俺様魔王。超絶倫。男女問わずモテる。


夏津なつ 高2 172㎝ 47㎏

☆ふわふわ癖っ毛、おっとり不思議ちゃん系美人。

彼も魔性の淫乱。意外と積極的。



━━━━━━━━━━・・・・





ここ数日、兄貴達の様子が変だ。


俺と春流が、晴れて身体と心で結ばれて。

俺の兄貴・陽一と、春流の兄ちゃんの夏津さんとで、兄弟同士でめでたくも恋人関係となった後の事…。




相変わらず兄貴達はヤりたい放題。

毎夜の如くベッドで熱く猛り、


同じく俺と春流も覚えたての快楽に没頭し、

日々イチャコラしてたんだけども…。



どうやら兄貴と夏津さんは、喧嘩をしてしまったようだ。





気になって、それとなく兄貴に探りを入れてみたら。

いきなり殺気立ってボコられちまったから。


…まず間違いないだろう。






原因までは知らねーけど。

まあ俺らは俺ら、あっちはあっち。


ヘタに首突っ込むと、兄貴が怖ぇし…

ようは触らぬ神に何とやら、だ。








「ふあ~…クッソ眠っ…」


この家の破壊神がいぬ間に…。

俺は兄貴の部屋にあるパソコンで、ネットゲームして。漫画見てたりしてたら、ウトウトしちまい…


俺はのそりと立ち上がり、日差し除けにカーテンを閉めると。迷わず兄貴のベッドへと入り込み、目を閉じた。



対兄貴用シールドと題して、頭まで布団をきっちり被って…


程なくして、俺は夢の中へと落ちて行った。








しんとした部屋の中。

どれぐらい眠ってたんだろうか。


締め切ったカーテンの隙間からは、一切の木漏れ日もなく…ほぼ闇に近い状態で。

半分夢の中、そろそろ兄貴が帰って来るだろうから早く起きなきゃなんだけど…。





ゴソッ…



(ン…?)


未だ覚醒せぬ意識で察知した感触。


は俺が寝ているベッドの中に、

モゾモゾと侵入して来た。






(春流…?)


その侵入者を愛しい恋人だと確信し、

グイッと腕を引っ張る。






「あっ…」


漏らした声が、いつもの春流にしては妙に色っぽく響いていて。


なんだかリアルな夢みたいだなぁとか…。

思いながらも遠慮なく、腕の中の温もりに擦り寄った。







「んだよ…ヤケに盛ってんな…?」


寝呆けてる所為か俺の声も、いつもより低く掠れちまって。





「ッ…だって……」


春流の声もまるでヤッた後…泣いて喘いで、喉を潰しちまったみたいになってたから…


妙な色香を纏うそれに、俺の下半身は早くも疼き出していた。

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