第2話 奴隷?いえ、違います!!!
しばらくするとコスプレしてる集団と目が合う。
何人かは綺麗な金髪で、どう見ても日本人ではない。
「ハロー」
「ハロー?」と疑問系で返されてしまった。
集団側
「ハローってなに?、てか盗賊にでも襲われたんかな?」
「なんで裸足?てか全体的に汚くない?」
「絶対、成人してんのに孤児並みじゃん。もしかして逃亡奴隷?」
彼らをボーっと見てる自分は話が終わるのを待つとともに
「日本語なのか?なんか理解出来てる。」「いや、ちょっと待て。俺、何語話してん?話せてん?」
「まぁいっか」思いながら簡単に落ち着く。
通じて話ができるなら言語などどうでもいいのである。
「あのー…」
まだ集団は話してる。
あー校長先生とかこんな気持ちかと
話を遮るために強めに
「あの!!ちょっといいですか?」
集団側「はい!!?」
「いきなり大声出してすみません。いきなり変なところに自分がいまして。色々と大変な状況なんです。」
「ここはどこなんですか?」
集団側「え?えっと開かずの森ですね。あ!エイダル公爵領です。」
「森はわかります。エイダル?公爵領?」
(なんだ?公爵領って?意味わかんない。
とりあえずこの人達についてけばとりあえず大丈夫か?)と思案する。
集団側「なんか大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないです!!出来れば人がいる街までついていっていいですか?」
集団側「逃げてきたんですか?奴隷じゃないですよね?」
「変な虫からは逃げてきました。奴隷?会社員です。(会社の奴隷ではある)奴隷だったことはないはずです。」
集団側の黒のローブを着てる杖持ちがいきなり「鑑定!」と言うと
なんか目が光ってる!宇宙人かよ!っと心で突っ込む。
集団側「迷えし者?」「なにそれ?」
.....................................。
「奴隷ではないみたいよ?」
「どうする?」「放置するのも…てか勝手についてきそうじゃない?」
「ついてくるだけならいいんじゃない?」
「……………………。」
将暉「あのー、いいですか?」
集団側のリーダーっぽい人「いいよ」
将暉「ありがとうございます!!」
(とりあえずは安心か)
異世界で不労取得を目指す @nearnao
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