case1華岬 稑2

目を開けるとそこには大きな館があった。その前には●●シアターと書いてある看板、●●は塗りつぶされ読めなかった周りを見渡す限り何もなく後ろは真っ暗照らすのは月明かりとシアターの光のみそこで思い出す、あの招待状をそして手にはいつの間にかあったチケットそれを握りしめ恐る恐る館のドアに手をかけ中に入った。

中はセレブ御用達のパーティー会場さながらの広間やシャンデリア、そこに一人立っている男性、整った身なりからここの支配人であることがわかる

「ようこそ当館へ、私はここの支配人の選導映助と申します。お客様のことは存じております、華岬稑様でお間違いございませんねシアターへ御案内しますこちらへどうぞ」

選導と名乗った支配人は僕を奥へと誘導していく通路には様々な写真が貼られている。1枚の写真が目につきそれを見ていることに気づいたのか支配人が声をかけてきた

「そちらの写真が気になりますか?そちらの方といいますかここに飾られている写真は過去の改変を成功した方々でございますよ。少しぼやけていますが彼女は現在とても幸せをおくっているようですよ。」

僕はぼやけて見づらいが何故だか見覚えがあるように思えてしまった。

「こちらがシアターになります貸し切りですので好きなお席にお座りください」

僕はど真ん中の席に座り何を上映させられるのか気が気ではない

「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ今から見ていただくのはとても美しいヒューマンドラマですそこで貴方は何を思いどうなるのか結果はわかると思いますがそこでどうしたいか問いかけたいと思いますでは上映いたします。」

言葉の後にはスクリーンに上映が始まったのだ

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改変シアター 木葉 八鮫 @GFP

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