第338話 世界の半分 (ニーチェ君 ー5)

夜道をニーチェ君と歩く。


「今、ザックリ言えば、世界の半分は夜の中。そう思うと、寂しくないよね」

(ん?寂しんぼさんなのか?怖がりさんなのか?)

ニーチェ君の新たな一面。

「大丈夫。私が居るじゃん」

さり気なく、ニーチェ君と手をつなぐ。


握り返してくる手に、心なしか力がこもる。


これは……。


ー完ー


ニーチェ君は、夜のネガティブな思考が不安なだけなのかもしれないけれど……。

私は、ニーチェ君の世界の半分になれたのだろうか。

(あ~ この↑一文をラストにもってくればよかった _| ̄|○)


*****


今までのニーチェ君



(ニーチェ君の誕生)https://kakuyomu.jp/works/16816700428225678960/episodes/16817139554937079839 (ツイッター編)


(ニーチェ君の将来)

https://kakuyomu.jp/works/16816700428225678960/episodes/16817139555992966557


(ニーチェ君の初恋)

https://kakuyomu.jp/works/16816700428225678960/episodes/16817139557406285038


(ニーチェ君の好み)

https://kakuyomu.jp/works/16816700428225678960/episodes/16817139557515267345


*****


明日のお題は『転がる』デス^^

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