第13話 もうひとつのエピローグ


 《和泉レイラside》……



 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚




 部屋にはお気に入りのラブソングが流れていた。セクゾの『夏のハイドレンジア』だ。




「どう?! 湯加減は」

 私はバスルームの彼に声を掛けた。



『あァ……、ちょうど良いよ!!』

 彼の声が響いてきた。



「フッフフ」

 ようやく彼が私の部屋へ訪ねて来てくれた。


 始めから私は彼をロックオンしていた。

 だって、お気に入りのケ○ティに似ているんだもの。



 なのに、彼女は私の憧れの彼氏を奪っていく。

 理知的でキレイなあの女性おんな、マリア。

 ルックスやスタイルでは、とうてい勝負にならない。

 私の知り合いの中では圧倒的な美女だ。

 しかも、あざとくて頭の回転が早い。

 狙いはセレブでイケメンの大和ノア。


 めでたくマリアは彼氏ノアと結ばれゴールインした。

 



 でもね。

 いくら美女でもいつかは飽きるモノなのよ。




「ノア君!! いいかしら!!」

 私は、返事も待たずにバスルームのドアを開いた。真っ裸だ。

 自慢のオッパイを見せつけるように胸を張った。



「おおォ!! レイラ!!」

 思った通りノアは歓迎してくれたようだ。



「大好きィ……!!(。•̀ᴗ-)ノ.☆゚.*・。゚」

 私は思いっきりバスタブにいる彼に飛びついた。

「おいおいッ、危ないぞ!!」

 彼は優しく抱き止めてくれた。





 まだ決着はついてないのよ。

 マリア。



 


 まさにキツネとタヌキの化かし合いッてトコロねェ……。


 


 でも最後に勝つのは、私の方よ。

 マリア!!








   ……THE END……








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