黄泉月の物語 ― 悪霊まみれの彼女 Ⅱ ―

用語集

◆『悪霊まみれの彼女』の続編ですので、ネタバレが含まれる用語もあります。

　 用語関連として、『登場人物紹介』に掲載した人物名なども含まれています。

・魔窟（まくつ）

　　………『三途（さんず）の川』の底に在る、『悪霊』の住処（すみか）。

・悪霊

　　………『魔窟（まくつ）』に住む霊体の総称。『門番』と呼ばれる霊体も居る。

・黄泉月（よみづき）

　　………『魔窟（まくつ）』上空に浮いている巨大な月の呼称。

・霊界

　　………『三途（さんず）の川』を渡った先にある死者の魂の集う場所。

・三途（さんず）の川

　　………俗界と霊界を隔（へだ）てる川。『黄泉（よみ）の川』とも呼ばれる。

・地獄

　　………俗界の罪人が墜（お）とされる場所とされる。『魔窟（まくつ）』とは異なる。

・花窟（はなのいわ）

　　………『根の国』とも呼ばれた『異界』の国がある場所。

　　　　　　現在は、『魔窟（まくつ）』に包囲されている。

・宝蓮宮（ほうれんのみや）

　　………『花窟（はなのいわ）』の中心に在る王宮。平安時代の寝殿造（しんでんづくり）風の建物。

・玉（ぎょく）の間

　　………宝蓮宮（ほうれんのみや）の王の御座所（おましどころ）。

・月窟（つきのいわ）

　　………『花窟（はなのいわ）』同様、『異界』の国がある場所。

・蓬莱（ほうらい）・方丈（ほうじょう）・瀛州（えんしゅう）

　　………中国の神話に登場する仙人の住む山々。海上か海中に在ると言う。