取り敢えずナイススピーチ。内面を知ってる人間は多少疑いの眼を向けるかも知れませんが(笑)
ひとつの事ばっかりだと、ガチで替えがきかなくなりますからね。特にプロまでいっちゃうと個人事業主だしなぁ。人、モノ、金の使い方が解んないと待ってるのは破滅だし、金の匂いに敏感な連中に囲まれちゃうと大変ですし。引退後破産したとか、割と見ますもんねぇ。
幸福の最大化…「みんなで幸せになろうよ…」であってるんだろうか(笑)
作者からの返信
ぶっちゃけ義務教育で税金のこととか生活費の抑え方とかは教えるべきだと思う。
なおMLBの選手の七割は引退後五年以内に破産しているそうです。
NBAとかNFLも似たようなもので。
推敲
>直史は好きな言葉がある。
社会的幸福の最大化、というものである。
ぶっちゃけ人間は、前向きに生きているだけでそれなりに幸福になれる。
幸福とは比較ではなく絶対値だからだ。
樋口は政治によって、幸福を願う。
野球は彼にとって方便でしかない。
直史は法によって、幸福を願う。
野球はやはり、手段に過ぎない。
↓
自由と自儘や我儘が違うように、社会的幸福と個人的幸福は違うもので、どちらも前者は公的な観点で、後者は私的な観点です。
つまり、個人的幸福は主観による絶対値ですが、社会的幸福は客観であるために、貧困者数や犯罪発生率や自殺率や事故死数などの低下や、社会的不公平や権威による強制といった社会問題の是正といった不幸の最小化によって表すしかない観点です。
「社会的幸福の最大化」とは、「最大多数の最小不幸」であって、「最大多数の最大幸福」を目指す功利主義とは方法論において基本的に異なります。
この説明だとそれぞれのキャラの幸福感が明確でなく、「社会的幸福」と功利主義における「幸福の総和」の区別もされていないので、そこに関して詰めないと「ふわふわとした持論や信念とは言えない曖昧な他人の言葉を借りた感想」にしかならないので、小説としてのキャラの明確化に対してマイナスになってしまいます。
キャラそれぞれの幸福感を補完して補筆するか、面倒ならこの幸福論の件は削除したほうがいい気がしますね。
作者からの返信
私は逆にキャラの幸福観を明確にしない方がいいと考えますし、貴方のように論理的な思考で文章を読み取る読者が多数派とは思わないので、実際の人間の思考の揺らぎとしても、このままにしておこうと思います。
ただご意見としてはとても面白いとも思います。