第2話 見える世界の変化
私の通っていた、小学校は全校生徒が30人前後の少子化にぶちあたっている学校に通ってた。同級生はたったの6人。少ないからこそ年齢関係なく仲良かったし、沢山の兄弟がいるみたいだった。
しかし、中学校に上がってからは同級生だけで、1クラス30人の3クラスもあって、びびった。上下関係には厳しいし、部活の先輩からは部室に一人一人呼び出しされてなんの話か分からない事ずらずら話された。そして、目付きの悪い私は『いじめられた』と言う人がいた。見てただけだと、、、思う。なかなか溶け込むのに時間がかかったと思う。元々、バカで元気で疑うことのないのが取り柄だったのもあって、仲良くなれた人達は多かった。相手はうわべだけなのかも知れなかったが。今や信用できる人なんてほぼいない。疲れる世の中だ。
高校に入ってからは、やっぱり見た目や元気すぎる性格が裏目になって、大抵は嫌われてた。慣れてる。そして、中身を知ってもらって、仲良くなれた。ちゃんと話せれば分かってもらえるんだと感じた。女子の割合が多くて、1年生のときは女子だけのクラス『女クラ』にいた。文化祭でお決まりの『可愛い子』『かっこいい子』など何でも1位を決めたがる行事で、『面白い人』で私が1位になった。女クラの人達が投票したのがほとんどだった。お笑いが好きだっから嬉しかったが、話や雰囲気が面白いだけで、面白いことができるわけではない。ステージに上がって面白いことしろといわれた。案の定恥をかいた。このときに2位になってた人と1年後付き合う事になるなんて思っても見なかったが。
他人と沢山話し合って喧嘩も嫌いだけどしちゃって、ない頭で人の事を思える人だったから、学生時代の自分は沢山の人から声をかけてもらえてた気がする。正直学生時代からやり直したいと思ったこともある、あったけど今は生きていていいのか?と思うくらい人と関わるのが苦手になった。人を傷つけてしまうから。
いつからだろう、自分を信じれないのは。 迷い猫 @chi-eko
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